2018年12月上場予定のインターメディア事業の「ポート社」 展開している医師監修の「オンラインクリニック」とは

インターネットメディア事業を展開する「ポート株式会社」が2018年12月21日にあらたに上場します。ポート社は特定の領域に特化した「バーティカルメディア」を運営しています。

バーティカルメディアとは、バーティカルが「垂直」と意味をあらわすように特定なコンテンツに対して、ターゲットを明確にして特化することでより深い情報を提供するサービスのことで、専門的に細かなユーザーのニーズに応えるようしたものです。日本語では「特化型メディア」といいます。

おなじようなサービスで「キュレーションメディア」がありますが、キューレーションメディアは横断的に広く浅い情報をまとめという形で提供しているのに対して、それ以上に深い情報を知りたいというユーザーのニーズに応えたものがバーティカルメディアです。

ポート社が展開しているサービスは大きく3つのコンテンツをメインとしています。

[ポート社はどのような会社なの]

ポート社は、2011年4月に人材採用支援事業を目的として「株式会社ソーシャルリクルーティング」として設立され、2015年に現社名へ商号変更しました。

ポート社は「世界中にアタリマエとシアワセを」というミッションのもとに、「あったらいいな」ではなく「なくてはならない」を創造することで社会課題を解決できる会社を目指し、インターネットメディア事業を展開しています。

写真はイメージです。 photo by pixaboy

その展開の方法は、ユーザーが日常生活の中で抱える悩みや疑問に対してノウハウを提供する仕組みになります。

常にユーザーが求める情報を提供することで、ユーザーとの関係性の構築やユーザーが求める情報を分析することで新たな情報の提供をしています。

ポート社は、これらを実現するために大きく3つのコンテンツを柱としています。

キャリアパーク

就活、転職、雇用などを中心としたキャリア系情報サイト。ユーザーに対して就職や転職等に関するノウハウの提供、求人情報や就職・転職情報を掲載することでキャリア選択を支援しています。

マネット

お金に関するライフサポート型サイト。資産運用やローンなどユーザーが関心の高い分野を弁護士、ファイナンシャルプランナー、金融機関OBなどの専門家が監修。専門家の十分な監修を経た「増やす、借りる、貯める」などのノウハウの提供をおこなっています。

オンラインクリニック

医師や看護師といった医療従事者と医療分野に詳しい弁護士が、正しい病気の知識の基礎知識から対処法や予防法まで誰にでもわかりやすく提供している医療情報サイト。

3つのコンテンツから派生するかたちで、以下の3つのサイトを運用しています。

キャリアパックエージェント

新卒者を対象にした就活における書類選考や面接などの相談やアドバイスをおこなって個人ごとにマッチする企業紹介を行うことで就職できるようにサポート。

ポートメディカル

テレビ電話、メール、チャットを通じて医師の診療から薬の処方、決済、薬の配送までをカバーする遠隔診療メディア。

ドクターズ・ダイエット

スマホの専用アプリを利用して医師、管理栄養士、看護師、理学療法士などのチームがサポートしてユーザーのダイエットを目指します。ユーザー一人ごとにチームで対応。

展開しているコンテンツのひとつであるオンラインクリニックについて少し詳しくみていきましょう。

[ポート社が展開するオンラインクリニックとは]

ネット上には、さまざまな医療情報が蔓延しています。以前、問題になった医療系情報サイトがありますよね。

オンラインクリニックが提供する医療記事の特徴は、記事の作成は医師もしくは看護師がおこない「官公庁、研究期間、教育機関、各種論文、学会発表」など信頼性の高くかつ最新ものから正確な医療情報を提供しています。記事ごとに医療情報の出典元も示されているので参考にすることが可能です。

写真はイメージです。 photo by photo-ac

医療情報以外にも、病気は普段の生活にも密接に関わっている考えから病気に関連した生活情報の提供もしています。

作成された記事は、記事作成者以外の医療従事者がチェックを行うとともに、医療従事者ではないメンバーが一般ユーザーの立場からわかりやすいかを検証、医療従事者が最終チェックを行ったうえで記事が公開されます。

正確でわかりやすい記事によって、ユーザーが健康な日々を送れるようにという思いが込められています。

医療の世界は日進月歩です。そのために、公開後も医療従事者が適宜修正や加筆をおこなって医療情報を最新のものに保つようにしています。

記事の中で使用されているイラストはすべてオリジナルで医療記事と同じように扱われています。

また、医学的な監修だけでなく弁護士によって、記事内容が医療関連法規に抵触していないかなど法律的な側面からもチェックされています。

オンラインクリニックでは、わたしたちの普段の生活に関わる生活習慣病などを中心として以下の項目について情報を絞った形で提供しています。

〇生活習慣病:高血圧、糖尿病、生活習慣病、高尿酸血症、禁煙

〇皮膚疾患:AGA(男性型脱毛症)、脱毛症、性感染症

写真はイメージです。 photo by photo-ac

記事はポイントとなる点をあげながら、そのポイントを説明する形で構成されていています。豊富なイラストを用いて見やすさを重視する形で作られています。

ひとつひとつの記事が長めの構成になっているのでじっくりと読むようになっています。特定の分野に特化した確度の高い記事ということから考えて必要なことでしょう。

記事以外に、「高血圧と脱毛症」については専門医師に質問することが可能です。専門医による非常に詳しい回答をえることができます。

ほかには、健康チックツールとして「心臓発作危険度チェック、脱毛症診断チェック、高血圧発症率チェック」を提供しています。チェックの出典の根拠があきらかで細かい入力項目になっていているので参考になるのではないでしょうか。

このように専門家の厳しい監修の中で作られているオンラインクリニックは、ネット上でさまざまな情報が錯綜している中で好ましいものといえるでしょう。今後はコンテンツ内の拡充が望まれるところですね。

ポート社の売上高、経常利益、時価総額は

ポート社の平成30年度の売上高は19億3100万円、経常利益は▲1億3600万円です。平成31年度は売上高13億4800万円、経常利益は黒字に転じて2億3100万円と見込んでいます。経常利益は平成30年度まで4期連続の赤字でしたが、売上高は概ね右肩上がりに推移してきています。

平成30年度の総資産額は12億9100万円(純総資産額5億2000万円)、平成31年度の総資産額は14億6700万円(純総資産額7億1400万円)と見込んでいます。想定される時価総額は約160億円です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。