神経内科

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アイザックス症候群 手足の筋肉がけいれん、ぴくつき、硬直する希少難治性疾患

病気って何種類あるのか疑問をもったことありませんか。その数はWHOが作成している国際疾病分類によると25000種類以上とされています。そのうち、ほとんどの病気は一般的には知られていない病気です。 1961年にヨハネスブルクのH...
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脊髄小脳変性症の診断~その先に続く不安を軽減する為の制度について

脊髄小脳変性症は国の難病指定の一つです 小脳がゆっくりと萎縮していく事によって様々な運動失調を起こす脊髄小脳変性症。 脊髄小脳変性症の初期症状は足元のふらつきと三半規管に異常がきたす事で発症する平行感覚の異常なので、この2つを同時に感じた時...
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歯に異常がないのに起こる顔面部の激しい痛み、三叉神経痛かも・・・。

■はじめに 顔面に、電気が走った様な激しい痛みが生じることがあります。上顎や下顎の痛みとして感じられることがあり、むし歯や歯周病が痛みの原因ではないかと歯科医院を受診してみても、歯に異常は認められません。痛み止めも効かず、やむなく歯を...
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手が震えて字をうまく書けなくて悩んでいませんか  

手が震えて字が書けない・・・ 字を書こうとすると手が震える、手がこわばることはありませんか。そのために、字を書けなかったり、書いた字ががくがくになってしまい悩んでいませんか。それは「書痙(しょけい)」かもしれません。 書痙の大きな特徴は、字...
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脚がむずむずして気持ち悪い それは「むずむず脚症候群」かもしれません

夕方から夜にかけて「なんだか脚が気持ち悪い」「脚がむずむずして脚を動かさないではいられない」「脚が気になって眠れない…」そんな症状はありませんか?それは「むずむず脚症候群」という病気かもしれません。 聞き慣れない名前の病気ですが、子供...
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新規抗てんかん薬ラコサミドとカルバマゼピンとの比較

日本では、ここ10数年のあいだに新しい抗てんかん薬が次々と承認され、今までコントロールが難しかった患者さんの症状改善に一役買っています。発売当初は、従来の抗てんかん薬との併用療法のみ適応となっていましたが、単剤療法が追加適応となる新規抗てん...
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新機序の抗てんかん薬「ビムパット®」

てんかんは幅広い年齢層でみられる疾患ですが、おもに3歳以下の子供と高齢者に多く発症します。100人中1人にみられるといわれる疾患であり、決して珍しい疾患ではありません。多くの場合、薬物療法など適切な治療によりコントロールが可能となりますが、...
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パーキンソン病の新しい治療薬「デュオドーパ®配合経腸用液」

現在、日本では1000人に1人がパーキンソン病を患っていると言われています。50~60歳代に発症することが多く、60歳以上では100人に1人が罹患しています。高齢化が進む現代では、患者数がさらに増加することが予想されている難病です。 ...
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「常に足元がふらつく」「コップに入った水を持って運べない」 その症状、脊髄小脳変性症かもしれません

「体調が悪い訳でも無いのに、最近足元がふらつくようになってきた…」 「食事を運ぶ時静かに歩いてもコップに入った水や味噌汁をこぼしてしまう」 写真はイメージです。 photo by MaxPixel タイトルにも表記した...
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アルコール摂取量別にみた脳への影響について 節度をもった飲酒を

大人にとって身近な飲み物であるお酒ですが、からだにさまざまな影響を与えることがわかっています。リスクも理解しつつ、上手にお酒と付き合うことが大切です。 アルコールの身体への影響 アルコールを摂取すると、胃や小腸から体内に吸収され...
医療政策

新オレンジプランとは? 認知症患者さん本人と家族がよりよい生活をおくれるように

平成27年1月27日、厚生労働省が推進する「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)が策定されました。 新オレンジプランとは? このプランは今後、団塊の世代が75歳以上となる2025(平...
介護

認知症ケア 介護問題の明暗を分けるーパーソン・センタード・ケア(P.C.C.)

1990年代までのイギリスにおける認知症の患者さんのケアは、食事や排泄、清潔などケアを提供する人によって一方的に管理されていました。 ぱー 写真はイメージです。 photo by MaxPixel パーソン・センタード...
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多発性硬化症 脱髄症状の進行に対するミノサイクリンの効果

photo by New England Journal of Medicine 多発性硬化症は欧米ではポピュラーな疾患ですが、日本では稀な疾患であり、患者数は10万人あたり8~9人程度にとどまると言われています。しかし、一度発症...
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全身のけいれんピクつき 抗CASPR2抗体が関わるアイザックス症候群

医療の進歩により治る病気は増えてきていますが、原因が詳しく解明されておらず、治療法も確立していない疾患はまだまだあります。アイザックス症候群もそのひとつです。患者数はとても少ない疾患ですが、発症すると完全に治ることは少なく、原因の解明と新し...
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Microsoftがパーキンソン病患者の手の震えを抑える腕時計型デバイスを開発

  パーキンソン病の患者たちは、常に手の震えに悩まされています。物を持つ、字を書く、という日常生活においても不便を感じている患者たちを助けるデバイスをマイクロソフトが開発しました。 パーキンソン病とは 世界中にパーキンソン病を患っている人は...
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米国で教育年数の延長にともない認知症の有病率が低下

高齢になるほど認知症の人の割合は高くなり、85歳以上では約3~4人に1人が認知症であるといわれています。 厚生労働省でも今後、人口の高齢化に伴い、認知症の人は年々増加していくと予測していますが、 米国で行われたHealt...
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