85 網膜剝離について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 確定診断のために眼底検査を行う。
- 前駆症状として光視症がみられる。
- 初期症状として夜盲がみられる。
- 失明には至らない。
- 若年者に好発する。
網膜剥離とは、眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下する病気です。
網膜剥離の診断には、眼底検査をおこないます。
光視症とは、眼に光が当たっていないのに、光の点滅を感じたり、暗い部屋で突然稲妻のような光が見える症状のことをいいます。 光視症や飛蚊症は、網膜剥離の前駆症状です。
夜盲は暗い所や夜、目が見えにくい状態をいいます。 夜盲の先天性のものには加齢とともに進行する網膜色素変性症などがあります。 後天性のものには、ビタミンA欠乏症があります。
網膜剥離を放置していると失明する恐れがあります。
網膜剥離の好発年齢は、20代と50代です。 年配の方に起こる網膜剥離は、後部硝子体剥離によるものが多く、若い人の場合は近視によるものが多いです。
よって答えは1と2になります。
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