第113回医師国家試験からの出題です。
ナルコレプシーの患者の訴えと考えられるのはどれか。2つ選べ。
- 「会議中に突然眠ってしまいます」
- 「毎日明け方になるまで眠れません」
- 「大笑いすると突然全身の力が抜けます」
- 「足がむずむずして動かさずにいられません」
- 「毎晩眠れないのではないかと不安になります」
ナルコレプシーとは、日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状とする睡眠障害です。 笑い、喜びなど感情がたかぶった際、突然に抗重力筋が脱力するカタプレキシーという症状を引き起こします。
会議中に突然眠ってしまうのはナルコレプシーの症状です。
毎日明け方になるまで眠れないのは、不眠障害です。
大笑いすると突然全身の力が抜けるのはカタプレキシーです。
足がむずむずして動かさずにいられないのは、むずむず脚症候群です。
毎晩眠れないのではないかと不安になるのは、不安障害です。
よって答えは1と3です。
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