44 肝動脈塞栓術〈TAE〉の適応となる疾患はどれか。
1.脂肪肝
2.急性A型肝炎
3.肝細胞癌〈HCC〉
4.アメーバ性肝膿瘍
TAEとは、足の付け根に局所麻酔をして大腿動脈にカテーテルを挿入して、肝臓の動脈まで進めていきます。さらに腫瘍のすぐ近くまでカテーテルを進め、そこから抗がん剤や、腫瘍に栄養を運んでいる動脈を塞ぐ薬を入れる治療です。
脂肪肝の治療は、食生活の改善や運動になります。
急性A型肝炎は、ウイルス感染によるもので対症療法になります。
肝細胞癌治療のひとつにTAEがあります。
アメーバ性肝膿瘍の治療には、メトロニダゾールの内服やドレナージが考慮されます。
よって答えは3になります。
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