第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前44 肝動脈塞栓術〈TAE〉の適応となる疾患はどれか

44 肝動脈塞栓術〈TAE〉の適応となる疾患はどれか。

1.脂肪肝

2.急性A型肝炎

3.肝細胞癌〈HCC〉

4.アメーバ性肝膿瘍

 











TAEとは、足の付け根に局所麻酔をして大腿動脈にカテーテルを挿入して、肝臓の動脈まで進めていきます。さらに腫瘍のすぐ近くまでカテーテルを進め、そこから抗がん剤や、腫瘍に栄養を運んでいる動脈を塞ぐ薬を入れる治療です。

脂肪肝の治療は、食生活の改善や運動になります。

急性A型肝炎は、ウイルス感染によるもので対症療法になります。

肝細胞癌治療のひとつにTAEがあります。

アメーバ性肝膿瘍の治療には、メトロニダゾールの内服やドレナージが考慮されます。

よって答えは3になります。


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