続きです。
1 日本における平成28年(2016年)の総人口に占める老年人口の割合で最も近いのはどれか。
1.17%
2.27%
3.37%
4.47%
65歳以上の高齢者人口は3461万人(平成28年推計)で、総人口に占める割合は27.3%となっています。
よって答えは2になります。
2 平成28年(2016年)の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。
1.糖尿病
2.腰痛症
3.高血圧症
4.眼の病気
平成28年の国民生活基礎調査によると以下のようになります。
厚生労働省ホームページ参照
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/04.pdf)
3人に1人いるといわれる高血圧症の通院率が高いのは納得ですね。
よって答えは3になります。
3 労働安全衛生法に規定されているのはどれか。
1.失業手当の給付
2.労働者に対する健康診断の実施
3.労働者に対する労働条件の明示
4.雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保
労働安全衛生法は、労働者の安全と衛生についての基準を定めた法律です。
労働安全衛生法による健康診断は、労働安全衛生の観点から実施され、その第66条1項では「事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行なわなければならない。」 と規定されています。
よって答えは2になります。
類題をまとめてみました。
4 看護師が行う患者のアドボカシーで最も適切なのはどれか。
1.多職種と情報を共有する。
2.患者の意見を代弁する。
3.患者に害を与えない。
4.医師に指示を聞く。
アドボカシー(英:advocacy)とは、本来「擁護」や「支持」「唱道」などの意味を持つ言葉で、日本では近年、「政策提言」や「権利擁護」などの意味で用いられるようになっています。
患者の意見を代弁することは患者の権利を擁護することになります。
よって答えは2になります。
5 看護師の免許の取消しを規定するのはどれか。
1.刑法
2.医療法
3.保健師助産師看護師法
4.看護師等の人材確保の促進に関する法律
保健師助産師看護師法に看護師免許の取り消しが規定されています。
よって答えは3になります。
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