第108回看護師国家試験午後の17番 看護師が行う看護過程で適切なのはどれか 類題をまとめてみた

第108回看護師国家試験午後の17番「看護師が行う看護過程で適切なのはどれか」の類題をまとめてみました。

類題1


看護過程について、誤っているのはどれか。

1.アセスメントガイドを用い、情報を収集する。
2.看護目標は、看護問題ごとに設定する。
3.バイタルサインの測定は、ケア計画に該当する。
4.評価では、看護目標が達成できたかを確認する。




アセスメントガイドを用いて、情報を収集します。

看護目標は、看護問題ごとに設定します。

バイタルサインの測定はアセスメントにあたります。

評価では、看護目標が達成できたか確認します。

よって、答えは3になります。



類題2


看護過程について適切なのはどれか。

1.アセスメントは、看護行為を実施したあとに行う。
2.看護師を中心とした目標を設定する。
3.解決策は、観察計画とケア計画の2種類である。
4.評価は、看護過程の各段階のすべてにおいて行われる。



アセスメントは、看護行為を実施する前に行います。

ヘルスケア・看護ケアを必要としている人を中心とした目標を立てます。

解決策は、観察計画とケア計画と教育計画の観点から考えます。

評価は、看護過程のすべての段階において行われます。

よって答えは4になります。



類題3(第95回看護師国家試験)


看護過程で適切なのはどれか。

1.短期目標の評価は退院時に行う。
2.看護計画は患者には開示しない。
3.複数の看護問題には優先順位をつける。
4.家族に対する指導は計画に含めない。



短期目標の評価は、退院時を待たずにその都度適切な時に行います。

看護計画は患者あるいは家族の意見を取り入れながら立案します。

複数の看護問題には優先順位をつけます。

家族に対する指導も計画に含めます。

よって答えは3になります。



類題4(第104回看護師国家試験)


プロセスレコードについて正しいのはどれか。

1.看護過程の1つの段階である。
2.患者と家族間の言動を記述する。
3.看護師の対人関係技術の向上に活用する。
4.患者の精神症状をアセスメントする方法である。




プロセスレコードとは、ヒルデガルド・ペプロウによって提唱された、看護の臨床現場における、対人関係とくに看護者と患者の間の相互作用に関する記録のことをいいます。

よって、答えは3になります。


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