第87回看護師国家試験午前の88番 膵癌について誤っているのはどれか

膵癌について誤っているのはどれか。

1.膵頭部癌の症状で多いのは黄疸である。
2.膵体尾部癌の症状で多いのは上腹部痛および背部痛である。
3.急速に進行する糖尿病では膵癌の検査が必要である。
4.画像診断で早期に発見されることが多い。










膵癌は、膵臓から発生した癌で、早期発見が非常に困難なうえに進行が早く、極めて予後は悪いです。膵頭部に総胆管が走行していて、これが癌に巻き込まれると黄疸が出現します。

膵頭部癌では、胆管の閉塞により黄疸をきたします。

膵体尾部癌では、上腹部痛、背部痛をきたします。

膵癌により、急速に進行する2次性の糖尿病をきたすことがあります。

膵癌は、早期発見が難しく、予後も不良です。

よって、答えは4になります。

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