膵癌について誤っているのはどれか。
1.膵頭部癌の症状で多いのは黄疸である。
2.膵体尾部癌の症状で多いのは上腹部痛および背部痛である。
3.急速に進行する糖尿病では膵癌の検査が必要である。
4.画像診断で早期に発見されることが多い。
膵癌は、膵臓から発生した癌で、早期発見が非常に困難なうえに進行が早く、極めて予後は悪いです。膵頭部に総胆管が走行していて、これが癌に巻き込まれると黄疸が出現します。
膵頭部癌では、胆管の閉塞により黄疸をきたします。
膵体尾部癌では、上腹部痛、背部痛をきたします。
膵癌により、急速に進行する2次性の糖尿病をきたすことがあります。
膵癌は、早期発見が難しく、予後も不良です。
よって、答えは4になります。
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