53 軽度認知障害で正しいのはどれか。
- 一過性の障害である。
- 実行機能障害がある。
- 物忘れを自覚している。
- 日常生活動作〈ADL〉が障害される。
軽度認知障害は、認知症の一歩手前の状態で、MCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれます。 認知症における物忘れのような記憶障害が出るものの症状はまだ軽く、正常な状態と認知症の中間と言えます。
軽度認知障害は、一過性の障害ではなく進行性の障害です。
実行機能障害とは、物事を計画して、実際に行動に移すことがむずかしいという症状です。軽度認知障害では、実行機能障害を認めます。
軽度認知障害では、物忘れを自覚していることがあります。
軽度認知障害では、日常生活動作は保たれます。
よって答えは、2か3になります。
厚生労働省は、もともと選択肢1つを選ぶ問題でしたが、2つの答えが発表されました。
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