第107回看護師国家試験午前56番 産科外来を初めて受診した妊婦 夫婦ともに外国籍で、日本の在留資格を取得している  この妊婦への説明で正しいのはどれか

56 産科外来を初めて受診した妊婦。夫婦ともに外国籍で、日本の在留資格を取得している。
この妊婦への説明で正しいのはどれか。

  1. 「母子健康手帳は有料で入手できます」
  2. 「妊婦健康診査は公費の助成を受けられます」
  3. 「出生届は外務省に提出します」
  4. 「生まれた子どもは出生時に日本国籍を取得できます」










母子健康手帳には、妊娠の経過や子どもの発育や発達などを記録します。母子健康手帳は、母子保健法に基づき、市町村より無償で交付されます。

妊婦健康診査は、妊婦や赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するために行います。在留外国人妊婦も、公費の助成で妊婦健康診査を受けられます。

出生届とは、日本では戸籍法等を根拠とし、法務局の戸籍課が管轄する行政機関への書類です。出生日を含めた14日以内に、在住している市区町村の役所に提出します。

両親のどちらかが日本人であれば日本国籍になりますが、どちらも外国人の場合は、日本国籍になりません。出生後、引き続き日本で生活していくには、赤ちゃんの在留資格を取得します。

よって答えは2になります。


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