74 創傷の治癒過程で炎症期に起こる現象はどれか。
- 創傷周囲の線維芽細胞が活性化する。
- 肉芽の形成が促進される。
- 滲出液が創に溜まる。
- 創の収縮が起こる。
- 上皮化が起こる。
創傷の治癒過程は、①血液凝固期②炎症期③増殖期➃成熟期からなります。
①出血凝固期は、出血の凝固・止血の時期です。②炎症期は、炎症細胞が浸潤し、壊死組織が貪食され、創が洗浄化される時期です。③増殖期は、肉芽が形成され、上皮化し、創が収縮する時期です。➃成熟期は、瘢痕が形成され、成熟していく時期です。
創傷周囲の線維芽細胞が活性化する・肉芽の形成が促進する・創の収縮が起こる・上皮化が起こるのは、増殖期です。
滲出液が創に溜まるのは炎症期です。
よって答えは3になります。
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