第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前46 細菌性髄膜炎の症状はどれか

46 細菌性髄膜炎の症状はどれか。

1. 羞明

2. 羽ばたき振戦

3. Raynaud〈レイノー〉現象

4. Blumberg〈ブルンベルグ〉徴候











髄膜炎では、髄膜刺激症状を認めます。髄膜刺激症状には、頚部の痛みと硬さを伴う頭痛、悪心・嘔吐、不穏状態、羞明、けいれん、発熱などがあります。

羽ばたき振戦とは、 手関節を背屈させたまま両手を前に出すと、筋肉の緊張が突然に失われ、手指が不規則に震える症状のことです。典型的なものは肝性脳症で認めます。

レイノー現象とは、寒冷刺激や精神的緊張によって、手足の小動脈が発作的に収縮し、指の皮膚の色が蒼白、紫色になる現象です。 原因としては、膠原病などがあります。

ブルンベルグ徴候とは、腹膜炎の際、腹壁を静かに圧迫し、急に圧迫を解くと強く疼痛を感じる徴候をいい、反跳痛ともいいます。

よって答えは1になります。


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