66 Aさん(25歳、男性)統合失調症と診断された。抗精神病薬の内服を開始した2日後、Aさんはそわそわして落ち着かず「足がムズムズする」と歩き回るようになった。Aさんにみられている状態はどれか。
- アカシジア
- ジストニア
- ジスキネジア
- ミオクローヌス
アカシジアは、錐体外路症状による静座不能の症状のことをいいます。 ドーパミンD2受容体拮抗作用を持っている抗精神病薬による副作用として出現することがあります。
ジストニアとは、筋肉の緊張の異常によって様々な不随意運動や姿勢の異常が生じる状態をいいます。
ジスキネジアとは、自分では止めらない・または止めてもすぐに出現するおかしな動きをまとめた呼び名です。
ミオクローヌスとは、不随意運動の1つで自分の意思とは関係なく繰り返し起こる、電撃的で突発的な体の一部の素早い筋肉運動のことです。
よって答えは1になります。
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