82 気管で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 軟骨は筒状である。
- 胸骨角の高さで分岐する。
- 交感神経の働きで収縮する。
- 吸息相の気管内圧は陰圧である。
- 頸部では食道の背側に位置する。
気管軟骨の後壁は軟骨を欠く部分で膜性壁といいます。軟骨はC字状をしています。
気管は10 cmほどの長さで、頚部から胸腔に入ると胸骨角の背側で左右の主気管支に分岐します。
交感神経が働くと、気管の平滑筋は弛緩し、 気管内径は拡張します。
気管内圧は吸息相で陰圧になり、呼息相で陽圧になります。胸腔内圧は、吸息相も呼息相も陰圧です。
頸部では、気管は食道の腹側に位置します。
よって答えは2と4になります。
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