84 急性膵炎で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 成因はアルコール性より胆石性が多い。
- 重症度判定には造影CTが重要である。
- 血中アミラーゼ値が低下する。
- 鎮痛薬の投与は禁忌である。
- 初発症状は上腹部痛である。
急性膵炎の原因としては飲酒によるものが、最も多く、2 位が胆石によるもので、3 位は原因不明です。
急性膵炎は、血液データと造影CTにより診断、さらには重症度判定が行われます。
急性膵炎では、血中アミラーゼ値が上昇します。
腹痛に関しては、鎮痛剤を適宜使用し、膵酵素の活性を抑える目的で蛋白分解酵素阻害薬も使用します。
急性膵炎の最も多い症状は、上腹部痛ですが、背部まで痛みが広がることもあります。
よって答えは2と5になります。
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