第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前87 アルコール依存症の一次予防はどれか

87 アルコール依存症の一次予防はどれか。2つ選べ。

  1. 年齢確認による入手経路の制限
  2. スクリーニングテストの実施
  3. 精神科デイケアへの参加
  4. 小学生への健康教育
  5. 患者会への参加










病気になる前の健康者に対して、病気の原因と思われるものの除去に努め、病気の発生を防ぐなどの予防措置をとることを1次予防といいます。2次予防とは、病気になった人をできるだけ早く発見し、早期治療を行い、病気の進行を抑え、病気が重篤にならないように努めることをいいます。 3次予防とは、病気が進行した後の、後遺症治療、再発防止、残存機能の回復・維持、リハビリテーション、社会復帰などの対策を立て、実行することをいいます。

年齢確認による入手経路の制限は、病気の発生を防ぐ予防措置なので1次予防にあたります。

スクリーニングテストの実施は、病気になった人をできるだけ早く発見する施策なので2次予防にあたります。

精神科デイケアへの参加は、病気が進行した後の、後遺症治療、再発防止、残存機能の回復・維持、リハビリテーションにあたるので3次予防です。

小学生への健康教育は、病気の発生を防ぐ予防措置なので1次予防にあたります。

患者会への参加は、再発防止にあたるので、3次予防になります。

よって答えは1と4になります。


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