皮膚科

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第107回看護師国家試験午前76番 車椅子での座位の姿勢を別に示す  このような姿勢を長時間続けることで最も褥瘡が発生しやすい部位はどれか

76 車椅子での座位の姿勢を別に示す。このような姿勢を長時間続けることで最も褥瘡が発生しやすい部位はどれか。 右肘関節部右大転子部左坐骨結節部左膝関節外側部左足関節外果部 褥瘡は、 圧力がかかり骨によって筋肉が...
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第107回看護師国家試験午前24番 褥瘡発生の予測に用いるのはどれか

24 褥瘡発生の予測に用いるのはどれか。 ブリストルスケールBorg〈ボルグ〉スケールBraden〈ブレーデン〉スケールグラスゴー・コーマ・スケール ブリストルスケールとは、大便の性状の分類です。便の状態を7段階にわけ...
皮膚科

爪が黄色くなったけどなぜ? 爪が黄色くなる原因と「黄色爪症候群」とは

爪は健康のバロメーターといわれていますよね。健康な爪の色はピンク色です。爪の色が気になったことはないでしょうか。 いろいろな原因によって爪の色が「白、黒、赤黒、赤、緑、黄色」などになる場合があります。 そのなかでも、爪が黄色くな...
皮膚科

突然、指に強い痛みと内出血が!? 意外に知られていないアッヘンバッハ症候群とは

ぶつけたりしたわけでもないのに指に「ズキッ」とするような強い痛みを感じて、気付いたら指に血腫ができていたり、内出血をおこして紫色になっていたとことはありませんか。 それは、「アッヘンバッハ症候群(Achenbach's Syndrome)」...
皮膚科

京都大学発「新しい人工皮膚が製造承認へ」 糖尿病性潰瘍、やけどなどの治りにくい傷の治療に効果

わたしたちがけがなどして皮膚に傷ができるとしばらくすると自然に傷が元に戻りますよね。 これは皮膚の自然治癒力による再生機能が働くからです。医学的に「創傷治癒機転」といいます。ふだんはあまり意識しないことですがわたしたちのからだを守るた...
皮膚科

尋常性乾癬、関節症性乾癬にたいするPDE4阻害薬 アプレミラスト(商品名;オテズラ)

乾癬は、皮膚や関節に症状のあらわれる慢性炎症性疾患です。最近は、治療の選択肢が広がってきており、2017年3月には、新しい機序の尋常性乾癬および関節症性乾癬治療薬アプレミラスト(商品名;オテズラ)が発売となりました。
新薬

新たな爪白癬治療薬 ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物(商品名;ネイリンカプセル100mg)

爪白癬(爪水虫)は、カビの一種である白癬菌が皮膚から爪の中へ侵入することで発症します。日本人の10人に1人が爪白癬に罹患しているといわれるほどありふれた疾患です。 2018年1月、20年ぶりとなる経口爪白癬治療薬「ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物(商品名;ネイリンカプセル100mg)」の製造販売が承認されました。
新薬

既存の治療では効果不十分なアトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤 デュピルマブ(商品名;デュピクセント)

アトピー性皮膚炎は、発疹やかゆみなどをともなう慢性の炎症性皮膚疾患です。患者数は年々増加傾向にあり、症状が重いと睡眠障害や抑うつ症状などがあらわれ、QOLの低下をまねくこともあります。 外用薬のみで症状がコントロールできる患者さんが多くいる一方で、適切な外用薬による治療を継続しても十分な効果が得られない患者さんもいます。このような患者さんに対する治療の選択肢は限られていて、新しい治療薬の開発がのぞまれています。 2018年1月に製造販売が承認されたのが、デュピルマブ(商品名;デュピクセント皮下注300mgシリンジ)です。
皮膚科

Ⅲ期悪性黒色腫の術後補助療法にたいするBRAF阻害薬とMEK阻害薬の併用療法の有効性

悪性黒色腫は、皮膚がんのひとつであり、日本では1年間に100万人あたり10~20人の方が新たに発症するといわれています。早期に発見し、早期に治療を受けることが重要となりますが、最近では、分子標的薬やがん免疫療法などの誕生により、悪性黒色腫の...
循環器内科

化膿性汗腺炎は心血管リスクを上昇させる?!

化膿性汗腺炎は、慢性の炎症性皮膚疾患のひとつであり、若年層の女性に多く発症します。しばしば再発を繰り返し、日常生活に支障がでることもある皮膚疾患ですが、心血管疾患との関連も指摘されています。 化膿性汗腺炎と炎症反応 化膿性汗腺炎...
皮膚科

アダリムマブ 化膿性汗腺炎で希少疾病用医薬品の指定取得

化膿性汗腺炎は、思春期に多く発症する炎症性の皮膚疾患です。症状がひどい場合には、日常生活にも影響をおよぼすこともありますが、有効な治療薬は少なく、新しい治療法の確立がもとめられていました。 化膿性汗腺炎とは 汗腺は、全身に存在す...
皮膚科

バリシチニブ アトピー性皮膚炎への有効性

現在、4カ月~6歳の子どもの12%前後、20~30歳代では9%前後の頻度でアトピー性皮膚炎がみとめられると報告されています。 アトピー性皮膚炎は、痒みや湿疹をともない、QOLの低下を起こす原因ともなります。また、既存の薬だけでは、症状...
皮膚科

帯状疱疹の予防法とは?!

日本では、年間60万人以上の方が帯状疱疹を発症するといわれています。60歳以降は特に発症数が急増し、帯状疱疹後神経痛のリスクも高まることから、発症後の治療だけではなく、予防に努めようとする動きがでてきています。 写真はイメージです...
皮膚科

ネイルの気になるトラブル あなたの爪は大丈夫ですか?

ネイルというと英語では「つめ」のこと。日本ではネイルといえばマニキュア、ジェルネイル、スカルプチュアなど手や足の爪でおしゃれを楽しむことですね。英語でいうとネール・アートです。 すこし前まではマニキュアが主流。いま、人気がある...
皮膚科

サルコイドーシスの皮膚病変に対する抗TNF-α製剤の効果と安全性

写真は肺サルコイドーシスです。 photo by Yale Rosen 聞き馴染みのない疾患ですが、全身の様々な部位に肉芽腫ができるサルコイドーシスという疾患があります。症状が軽く自然寛解することも多い疾患ですが、中には難治性で治療を必要と...
皮膚科

「男性型脱毛症」治療に使用されるミノキシジルとフィナステリド

写真はイメージです。 photo by Terry Minton 「リアップ」にも使用されているミノキシジル たかが髪、されど髪。男性型脱毛症は多くの男性を悩ませる生理現象ですが、育毛剤でも使用されているミノキシジルはご存じ...
皮膚科

やけど患者さんを助けるスキンバンク ドナー不足の解消へ

写真はイメージです。photo by Iwan Gabovitch 私たちは、何気ないきっかけでやけどをすることがあります。軽いやけどでは自然に治るのを期待できますが、体表の大部分に及ぶやけどをした場合は、命に関わる危険性がありま...
皮膚科

重度乾癬に対するリサンキズマブとウステキヌマブの有効性を比較

photo by Phalinn Ooi   乾癬は慢性の皮膚角化疾患であり、命に関わることは少ないものの、患者さんの生活の質を低下させることで知られています。 現在日本には約40万人、世界的にみると1億人以上の乾癬患者さんがいると言われて...
皮膚科

2017年新たにシャンプー型のステロイド製剤の発売開始

2017年3月に新たに、尋常性乾癬の治療薬「コムクロ®シャンプー」が承認されました。今までには無かったシャンプータイプのお薬で、頭部の尋常性乾癬が適応症となります。 尋常性乾癬とは 病態と従来の治療薬 尋常性乾癬は、銀白...
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