膠原病科

看護

第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前79 重症筋無力症で正しいのはどれか

79 重症筋無力症で正しいのはどれか。 男性に多い。心肥大を生じる。朝に症状が強くなる。自己免疫疾患である。70歳以上に好発する。 重症筋無力症は、手足を動かすと筋肉がすぐに疲れて、力が入らなくなる病気です。まぶたが下がって...
皮膚科

尋常性乾癬、関節症性乾癬にたいするPDE4阻害薬 アプレミラスト(商品名;オテズラ)

乾癬は、皮膚や関節に症状のあらわれる慢性炎症性疾患です。最近は、治療の選択肢が広がってきており、2017年3月には、新しい機序の尋常性乾癬および関節症性乾癬治療薬アプレミラスト(商品名;オテズラ)が発売となりました。
膠原病科

IgG4関連疾患 全身のいろいろなところが腫れる!?

「IgG4関連疾患」は2001年に日本人によって初めて報告され、2003年にIgG4関連全身性疾患として提唱された比較的新しい疾患の概念です。2011年に日本で「IgG4関連疾患包括診断基準」が提唱されました。国際的にも「IgG4-related disease(IgG4関連疾患)」の名称が認められています。
膠原病科

ベリムマブ 「既存の治療法では効果が不十分な全身性エリテマトーデス」の適応で承認

全身性エリテマトーデスは、日本に6~10万人の患者さんがいると言われており、難病に指定されている自己免疫疾患です。ステロイドや免疫抑制剤などを用いた治療法により治療成績は向上していますが、さらに有効で安全性の高い治療薬をもとめて日々研究がお...
膠原病科

関節症性乾癬に対するイキセキズマブの有用性

関節症性乾癬は、乾癬患者さんの約10%にみられる関節炎であり、進行すると関節の変形や機能障害によりQOLの低下を引き起こします。治療により、問題なく生活を送れるようになる方もたくさんいる一方で、十分な効果が得られない患者さんもいるため、効果...
膠原病科

高安病-高安動脈炎 難病のひとつで太い血管が炎症を起こす病気です 

「高安病」という病気を聞いたことがあるでしょうか。高安病は全身にある大きな血管に炎症が起きる病気です。大きな血管とは心臓から直接つながる大動脈とそこから分岐する血管と肺動脈のことで重要な器官に血液を送る役目をしています。 高安...
膠原病科

巨細胞性動脈炎治療におけるトシリズマブ投与の有用性

巨細胞性動脈炎は、大動脈またはそれにつながる動脈で起こる動脈炎であり、日本では10万人に1.4人程度が発症している難病に指定にされている疾患です。男性よりも50歳以上の女性に多くみられ、失明の原因ともなることから早期の治療が必要となります。...
膠原病科

関節リウマチに対するトファチニブ単独療法とメトトレキサート併用療法の比較

関節リウマチは、関節の腫れや痛みを生じ、後に関節の変形を引き起こす疾患です。30歳以上の約1%の人に発症すると言われており、男性よりも女性の患者さんが多いのが特徴です。進行すると生活に大きな支障がでることもあるため、早期に適切な治療を行うこ...
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