頭痛には質の良い睡眠を!睡眠は頭痛にとって効果的なケア

近年ストレス社会の影響からか頭痛に悩まされている人は多いのではないでしょうか。頭痛を緩和するにはストレスを解消することや、規則正しい生活を送ることが大切です。その中でも睡眠は頭痛に対してもとても効果的なケアになるんです!今回は頭痛と睡眠の関係についてご紹介します。


写真はイメージです。 photo by photo AC

〇代表的な頭痛、片頭痛と緊張性頭痛とは

頭痛として代表的なのが片頭痛と緊張性頭痛です。

片頭痛は偏頭痛ともいい、脳の血管が拡張することで周りの神経が刺激され、痛みが引き起こされると考えられています。そのため血管の拍動に伴った痛みを生じるのが特徴です。また片頭痛といいますが、頭の片側だけが痛むのではなく、両側に痛みが生じる場合もあります。片頭痛には特徴的な目の前がチカチカしたり真っ白になるという「閃輝暗点」という前兆がある場合があり、女性に多いとされています。

緊張性頭痛は頭全体が締め付けられるような痛みであることが特徴で、痛み自体はそれほど強くなく、幅広い年齢層でみられます。緊張性頭痛は頭部の筋肉が緊張することで起こり、肩や首のこりを伴うことも多く見られます。


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〇頭痛には睡眠が効果的

これらの頭痛は多くは精神的・身体的ストレスが原因となって引き起こされます。そのためゆっくりと睡眠をとることで副交感神経を優位にし、全身の筋肉を緩めることで頭痛の緩和につながるのです。

 

〇寝不足も寝すぎもNG

睡眠をとることは身体ともに疲労回復につながります。日本人の平均睡眠時間は7時間程度といわれていますが、理想的な睡眠時間はその人によって異なります。夜更かしは身体にとってよいとは言えません。夜22時~2時にかけては成長ホルモンをはじめ、身体をコントロールする様々なホルモンが分泌される時間帯なので、この時間帯はできるだけ身体を休めるのが良いでしょう。

寝すぎもよくないといわれています。休日だからといってお昼過ぎまで寝ているなんてことはありませんか?寝すぎることもサイクルやホルモンバランスの乱れなどから、頭痛を引き起こすもととなることがあるのです。そのため休日でも寝坊は30分~1時間程度にとどめ、朝起きたらまずカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしてみましょう。太陽の光を浴びることでセロトニンという脳内伝達物質が分泌され、自律神経や体内時計が整うことで頭痛の改善に効果が期待できます。


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〇昼寝は30分まで

日中頭痛がするときや疲労を感じるときに昼寝をすることは、心身を休め、活動力をアップさせるといわれています。30分を超えると人はだんだん深い眠りに入っていき、自律神経のバランスや脳への血流も変化します。そのため昼寝が長くなりすぎることで頭痛を生じる場合や、夜の寝つきが悪くなって睡眠の質が悪くなる場合もあるため、昼寝は30分程度にとどめておくことがよいでしょう。

 

〇まとめ

頭痛には質の良い睡眠をとることが効果的です。そのためには夜更かしをしないことや休日に寝すぎないこと、昼寝の時間を調整することが大切です。規則正しい睡眠リズムを取り入れて、頭痛とうまく付き合っていきましょう。

 

 

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