第108回看護師国家試験午前の20番 一般的な病室における冬季の湿度で適切なのはどれか 類題をまとめてみた


第108回看護師国家試験午前の20番「一般的な病室における冬季の湿度で適切なのはどれか」の類題をまとめてみました。


類題1


患者を取り巻く環境について正しいのはどれか。

1.病室の湿度は10~20%に保つ。
2.冬季の室温は17~22℃に保つ。
3.病室の照度は最低でも50ルクスとする。
4.療養施設のある地域では騒音の環境基準が昼は 80dB以下と規定されている。





湿度に関しては、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に、相対湿度の管理基準値は40~70%と定められています。

望ましい病室環境は、おおよそ夏場は温度25~27℃、冬場は温度20~22℃となっています。

病室に適した昼間の照度は、100~200ルクスです。

騒音の環境基準は、夜間は40dB以下、昼間は50dB以下が望ましいです。

よって答えは2になります。




類題2(第91回看護師国家試験)


新生児室の保育環境で適切なのはどれか。

1.室温は26~28℃を保つ。
2.湿度は70~80%を保つ。
3.夜間は照度を下げる。
4.コットの間隔は30cmとする。






新生児室の室温は24~26℃、湿度は50~60%を保ちます。

新生児に対しても、夜間は照度を下げます。

コットの間隔は60㎝以上とします。

よって、答えは3になります。



類題3(第103回看護師国家試験)


新生児室の環境で適切なのはどれか。

1.無菌室
2.湿度は50~60%
3.温度は27~28℃
4.コット間の距離は60cm






新生児室は無菌室である必要はありません。

新生児室の室温は24~26℃、湿度は50~60%を保ちます。

コットの間隔は60㎝以上とします。

よって答えは2になります。




類題4(第106回看護師国家試験)


病室環境に適した照度はどれか。

1.100~200ルクス
2.300~400ルクス
3.500~600ルクス
4.700~800ルクス






病室に適した昼間の照度は、100~200ルクスです。

よって、答えは1になります。

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