第108回看護師国家試験午後の3番 労働安全衛生法に規定されているのはどれか 類題をまとめてみた

第108回看護師国家試験午後の3番の「労働安全衛生法に規定されているのはどれか」の類題をまとめてみました。

類題1(第97回看護師国家試験)

労働安全衛生法に規定されているのはどれか。

  1.  休憩時間
  2.  健康診断
  3.  生理休暇
  4.  15歳未満者の労働








休憩時間が規定されているのは労働基準法です。

健康診断は労働安全衛生法に規定されています。

生理休暇が規定されているのは労働基準法です。

15歳未満者の労働は労働基準法で規定されています。

よって、答えは2になります。




類題2(第98回看護師国家試験)

労働基準法で規定されているのはどれか。

  1.  健康診断
  2.  休憩時間
  3.  産業医の選任
  4.  雇用保険事業








健康診断は、労働安全衛生法に規定されています。

休憩時間は労働基準法で規定されている。

産業医の選任は、労働安全衛生法で規定されています。

雇用保険事業は雇用保険法で規定されています。

よって答えは2になります。




類題3(第99回看護師国家試験)

産前産後の休業が規定されているのはどれか。

  1.  労働基準法
  2.  職業安定法
  3.  母体保護法
  4.  労働安全衛生法








産前産後の休業が規定されているのは、労働基準法です。

よって答えは1になります。




類題4(第102回看護師国家試験)

社会保険と根拠となる法律の組合せで正しいのはどれか。

  1.  医療保険 ─ 健康保険法
  2.  年金保険 ─ 老人福祉法
  3.  雇用保険 ─ 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律
  4.  労働者災害補償保険 ─ 労働基準法








医療保険のうち、健康保険は健康保険法によって規定されています。

年金保険は国民年金法、厚生年金保険法等によって規定されています。

雇用保険は雇用保険法に規定されています。

労働者災害補償(労災)保険は労働者災害補償保険法に規定されています。

よって答えは1になります。




類題5(第106回看護師国家試験)

労働者災害補償保険法に規定されているのはどれか。

  1.  失業時の教育訓練給付金
  2.  災害発生時の超過勤務手当
  3.  有害業務従事者の健康診断
  4.  業務上の事故による介護補償給付








失業時の教育訓練給付金は、雇用保険に規定されています。

災害発生時の超過勤務手当は、労働基準法に規定されています。

有害業務従事者の健康診断は、労働安全衛生法に規定されています。

業務上の事故による介護補償給付は、労災保険法に規定されています。

よって答えは4になります。




類題6(第107回看護師国家試験)

労働基準法で定められているのはどれか。2つ選べ。

  1.  妊娠の届出
  2.  妊婦の保健指導
  3.  産前産後の休業
  4.  配偶者の育児休業
  5.  妊産婦の時間外労働の制限








妊娠の届出は、母子保健法に規定されています。

妊婦の保健指導は、母子保健法に規定されています。

産前産後の休業は、労働基準法に規定されています。

配偶者の育児休業は、育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)に規定されています。

妊産婦の時間外労働の制限は、労働基準法に規定されています。

よって、答えは3と5になります。




類題7(第111回医師国家試験)

産業医について誤っているのはどれか。

  1.  事業者が選任する。
  2.  月1回の職場巡視を行う。
  3.  業務上疾病の認定を行う。
  4.  労働安全衛生法に要件が示されている。
  5.  常時50人以上の事業所では選任が義務付けられている。








産業医は、事業者が選任します。

産業医は、月1回以上の職場巡視を行います。

業務上疾病の認定は、労働基準監督署長の業務です。

産業医は、労働安全衛生法に規定されています。

常時50人以上の事業所では産業医の選任が義務付けられています。

よって答えは3になります。

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