うさぎ

乳腺外科

パルボシクリブ 「手術不能または再発乳がん」の適応で承認

乳がんは、早い段階で発見できれば予後が良く、5年生存率は9割をこえるといわれています。しかし、進行または再発の乳がんは、現代の医療をもってしても治癒が困難であり、有効な治療法の開発がすすめられています。 写真はイメージです。 ph...
代謝・内分泌内科

肥満症に対する胃バイパス術の長期有効性

世界の肥満人口は、年々増加しており、深刻な問題となっています。“肥満”は身長に比べて体重が重い状態を指し、疾患を意味するものではありませんが、“肥満症”は、疾患であり、健康障害を有する、もしくは生じることが予測されるため、医師の診断のもと、...
代謝・内分泌内科

2型糖尿病治療薬の新たな合剤 カナリア配合錠

慢性疾患の薬物治療は長期にわたり、また、薬が数種類におよぶこともあることから、服薬アドヒアランスの低下が問題となっています。 2型糖尿病も慢性疾患のひとつであり、アドヒアランス向上のために、配合剤とすることで1回に服用する錠数を減らす...
皮膚科

バリシチニブ アトピー性皮膚炎への有効性

現在、4カ月~6歳の子どもの12%前後、20~30歳代では9%前後の頻度でアトピー性皮膚炎がみとめられると報告されています。 アトピー性皮膚炎は、痒みや湿疹をともない、QOLの低下を起こす原因ともなります。また、既存の薬だけでは、症状...
代謝・内分泌内科

ソタグリフロジン 1型糖尿病への有効性

1型糖尿病は、世界中で患者数の増加傾向が報告されており、年間で約8万人の子どもが新たに発症していると推定されています。長期にわたるインスリン療法による厳重な治療が必要となり、患者さんやその家族への負担は大きいものとなっています。 1型...
消化器内科

リナクロチド 慢性便秘に対する適応追加を申請

便秘は身近な症状であり、多くの方が経験しています。一時的な症状でおさまることもありますが、中には、長期に渡って辛い便秘症状が続く場合もあり、下剤が必要となることもあります。しかし、下剤も、便秘の種類や患者さんによって効果が異なるため、患者さ...
呼吸器内科

ベンラリズマブの高い有効性が期待できる因子とは?!

近年では、個々人の遺伝子発現や、薬の効果を期待できる予測因子の解明が進んできており、患者さん一人一人にあった医療が受けられるようになってきています。 そのような状況のなか、今回、ベンラリズマブのより高い効果が期待できる予測因子が報告さ...
産婦人科

子宮頸がんに対するベバシズマブ追加の有効性

1年の間に、1万人以上の女性が子宮頸がんを発症し、約2900人の患者さんがそれにより命を落としていると報告されています。早期に発見できれば予後の良いがんですが、進行すると治療が難しくなるため、より有効な治療法をもとめて、研究がすすめられてい...
整形外科

骨粗しょう症の新機序薬 ロモソズマブの有効性

骨粗しょう症は、80%以上が女性患者さんと言われるほど、女性に多い疾患です。少しの衝撃でも骨折しやすくなり、寝たきりや要介護などのQOLの低下にもつながることから、より有効な薬の開発がすすめられています。 写真はイメージです。 p...
皮膚科

帯状疱疹の予防法とは?!

日本では、年間60万人以上の方が帯状疱疹を発症するといわれています。60歳以降は特に発症数が急増し、帯状疱疹後神経痛のリスクも高まることから、発症後の治療だけではなく、予防に努めようとする動きがでてきています。 写真はイメージです...
感染症科

新機序の抗ヘルペスウィルス薬 アメナメビル

近年、帯状疱疹は増加傾向にあり、1000人当たり約5人が発症すると言われています。 いくつかの薬が治療薬として承認されていますが、既存の薬では交差耐性をしめすことが問題となっており、新しい機序の薬の開発がもとめられていました。 ...
予防医学

中年期までの体重変化がリスク因子に?!

肥満は多くの疾患を招く要因となり、体重や腹囲などがリスク因子の基準として多く用いられています。しかし、現在の体形に目が向けられている一方で、若いころと現在との体重差も重要であるという意見もあり、体重変化と疾患との関連性について研究がすすめら...
循環器内科

急性心不全にトルバプタンは有効か?!

現在、数種類の利尿薬が承認されており、浮腫がみられる心疾患や肝疾患、腎疾患など、広い分野で使用されています。しかし中には、利尿薬の効果が十分に得られない患者さんもいます。新しい薬の開発と、その効果についての研究がすすめられています。 ...
その他

コーヒー1杯が鎮痛薬の作用を増強する?!

カフェインは、コーヒーやお茶など日常的に口にする飲み物に多く含まれていたり、風邪薬や鎮痛薬などに配合されていたりと、私たちにとって身近な物質です。それでは、カフェインにはどのような作用があるのでしょうか? 写真はイメージです。 p...
呼吸器内科

患者数が増加している肺がん その治療法とは

肺がんの患者数は年々増加しており、現在では13万人以上にのぼると推測されています。命を落とすことも多く、部位別のがん死亡数をみると、男性では、全がん死亡の約24%を占め最も多く、女性でも2番目に多いことが報告されています。 日本だけで...
脳神経外科

片頭痛治療薬ラスミディタン FDAへ承認申請提出予定

頭痛は、ありふれた症状のひとつであり、多くの人が悩まされています。痛みの起こり方によりいくつかの種類に分類されますが、そのなかで、片頭痛は日常生活にも支障がでることから、効果的な薬の開発がもとめられています。 片頭痛の症状 頭痛...
消化器内科

中等度から重症の潰瘍性大腸炎治療薬ベドリズマブの承認申請

潰瘍性大腸炎は、年々患者数が増加しており、現在、日本では約17万人の患者さんが罹患していると推定されています。20代の若年層に多く発症がみられ、下痢や腹痛などによりQOLにも影響をおよぼすことから、効果的な治療法がもとめられています。 ...
血液内科

血友病Aに対するエミシズマブの有用性

現在、血友病患者さんは、日本に6000人程度いると言われており、年間50~60人が新たに発症しています。以前は、20歳までは生きられない病気と言われていましたが、現在では医療が進歩し、健常人と変わらない年齢まで生きることが可能となってきてい...
膠原病科

関節症性乾癬に対するイキセキズマブの有用性

関節症性乾癬は、乾癬患者さんの約10%にみられる関節炎であり、進行すると関節の変形や機能障害によりQOLの低下を引き起こします。治療により、問題なく生活を送れるようになる方もたくさんいる一方で、十分な効果が得られない患者さんもいるため、効果...
産婦人科

早期妊娠高血圧腎症に対する予防的アスピリン投与の効果

妊娠高血圧症候群は、妊婦さんだけではなく赤ちゃんにも影響を与え、場合によっては合併症や母児の死亡の原因となります。 発症すると厳重な管理が必要となりますが、発症後の治療法だけではなく、発症リスク低下に効果的な予防法の確立も求められて...
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