第109回看護師国家試験予想問題 成人の生活習慣病の発症予防のために改善すべき習慣はどれか

第113回医師国家試験からの出題です。


成人の生活習慣病の発症予防のために改善すべき習慣はどれか。

  1. 塩分摂取量12g/日
  2. 食物繊維の摂取が50g/日
  3. 肉類より魚介類を多く摂取
  4. 30分以上の運動を2回/週
  5. ビール350mL/日を2回/週










厚生労働省が2014年に発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書によれば、18歳以上の男性は1日当たり8.0グラム未満、18歳以上の女性は1日当たり7.0グラム未満という目標量が定められています。

生活習慣病の発症予防の観点から考えると、成人では、食物繊維を一日24g以上、できれば1,000kcalあたり14g摂取するのが理想とされています。

生活習慣病の発症予防の観点から考えると、肉類より魚介類を多く摂取したほうがいいです。

生活習慣病の発症予防の観点から考えると、理想は、歩くことと同程度のきつくない運動を1日に30〜60分、週2~3回以上行うことです。

厚生労働省は「健康日本21」の中で「節度ある適度な飲酒」を「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である」と定義しています。20gとは大体「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チュウハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。 休肝日は最低でも2日はもうけたほうがいいでしょう。

よって答えは1になります。

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