61 Aさん(83歳、男性)は、脳梗塞の後遺症で右片麻痺があり、在宅療養中である。
嚥下障害のため胃瘻を造設している。義歯を装着しているが、自分の歯が数本残っている。
Aさんの口腔ケアについて、介護者への指導で適切なのはどれか。
- 義歯を装着したまま歯を磨く。
- 経管栄養直後に実施する。
- ペースト状の歯磨剤を使用する。
- 歯垢の除去には歯ブラシを用いる。
要介護高齢者に対する口腔ケアの主な目的は、誤嚥性肺炎、口腔の乾燥、口腔機能の低下を予防することです。
歯ブラシが届かない場所ができないように、義歯は外した状態でブラッシングをします。
経管栄養直後だと、嘔吐反射を誘発する可能性があるので、直後には行いません。
ペースト状の歯磨剤だと誤嚥する恐れがあるため、使用を控えます。
歯垢の除去には、歯ブラシをもちいます。
よって答えは4になります。
続き
コメント