スマホを使って5秒で男性不妊のスクリーニング

 

不妊治療と聞くとどんなイメージを持ちますか?妊活という言葉が浸透してきたように、その一環として不妊治療で医療機関を訪れるカップルも多くなっています。[show_more more=”続きを読む”
less=”閉じる”color=”#2E9AFE”]

不妊治療にはさまざまな障壁がある

不妊治療において大切なのは男女双方の認識と理解です。特に男性側の協力は不可欠で、プライベートかつデリケートな問題です。

不妊治療外来を受診するのは、男性にとって敷居が高く、羞恥心やさまざまな感情的な障害が伴います。

精液のサンプルを採取する際には、医療機関内の個室で採取する場合が多いです。

スマートフォンを用いて精子の質を評価する

今回、この問題を解決してくれる論文(原文英語)がアメリカから発表されました。スマートフォンとそれに接続する光学機器を用いた精液の解析です。

500円程度の機器とスマートフォンを使用して精液の異常を解析します。

論文では、未処理の精液を世界保健機関のガイドラインに基づく精液品質評価にもとづき98 %の精度で認識できました。

これまで受診そのものを躊躇していた人も自宅にいながら簡単に検査ができます。実は、日本でもこのような携帯アプリを用いた精子検査キットは販売しています。

学術的に、検査の質が証明されることで今後よりアプリを用いた検査が普及しそうですね。

参照:Science Translational Medicine
[/show_more]

コメント

タイトルとURLをコピーしました