第90回看護師国家試験午前の25番 バセドウ病で高値となるのはどれか

バセドウ病で高値となるのはどれか。

  1. 血清コレステロール
  2. TSH
  3. 血清カルシウム
  4. 抗TSH受容体抗体










バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺機能が亢進する病気です。 バセドウ病では特殊な抗体が作られ、この抗体が甲状腺を刺激して、過剰に甲状腺ホルモンを分泌させます。

バセドウ病では代謝が亢進するため血清コレステロールは低下します。

バセドウ病では甲状腺ホルモンが高値になるため、ネガティブフィードバックにより下垂体から分泌されるTSHは抑制されます。

血清カルシウムの高値をとるのは、副甲状腺機能亢進症です。

バセドウ病では、抗TSH受容体抗体が上昇します。

よって、答えは4になります。

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