第107回看護師国家試験午前28番 急性大動脈解離について正しいのはどれか

28 急性大動脈解離について正しいのはどれか。

  1. 大動脈壁の外膜が解離する。
  2. 診断には造影剤を用いないCT検査を行う。
  3. Stanford〈スタンフォード〉分類B型では緊急手術を要する。
  4. 若年者ではMarfan〈マルファン〉症候群の患者にみられることが多い。








大動脈解離とは、大動脈壁の中に血液が進入して、大動脈壁が内外二層に離開された状態をいいます。

急性大動脈解離では、大動脈の内膜が解離します。

診断には、造影CT検査が必要です。

スタンフォード分類B型では、A型と比べて緊急性が低く、血圧管理を行います。

若年者では、マルファン症候群の患者さんに急性大動脈解離がみられることが多いです。

よって答えは4になります。


続き

コメント

タイトルとURLをコピーしました