運動を沢山した後はちょっと汗臭いなと自身で確かめることが出来ますが、常日頃から体臭に敏感、周りにも飛び、迷惑をかけているのではないかと思い込んでしまう症状を自臭症と言います。
写真はイメージです。 photo by photo AC
実際には無臭、気にしたこともないという感想を他者から抱かれることの方が多いのですが、本人は深刻に悩み、臭いから逃れることが出来ない苦しい日々を送っています。
自臭症を患ってしまう原因とは
誰かに冗談でも「臭い」と指摘されたことがあり、嫌な経験として心に根付いてしまった人は、その後絶え間なく自分の臭いを気にして生きやすいです。
また、近くで咳払いを行われた。鼻をつまむ仕草が目に付いた等、小さなきっかけから自臭症に繋がるケースも大いに考えられます。
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元々の性格が、何でも受け流せる。嫌なことは一晩すれば忘れるあっけらかんとした資質の持ち主であれば、発症することは稀です。
しかし、出された課題は何が何でもきっちりこなす。責任感がある完璧主義者の方程、自臭症に陥りやすいのもまた事実です。
自臭症の方が苦手意識を持ちやすい場所、行動
・エレベーター、他人と近づかなければならない密室
・バス、新幹線等の公共の乗り物
・隣に並び人と会話を行う
・運動
・車(窓を開ければ大丈夫という方も)
治していくためには
「臭っているだろうか」という考えがぐるぐる頭の中でループしている状態なので、実際に(口臭が気になる場合)口臭外来が行われている歯科医院に訪れる手段も一つの方法だったりします。
診察を受けて信頼を寄せることが出来る医師から「臭っていない」とお墨付きをもらうだけで、自信へと繋がりそれだけで平気になる方も見られます。
また、体臭が気になるなら夜にお風呂に入るのではなく朝にシャワーを浴びる。など最善の手を尽くす方法もお手軽でありおすすめです。
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不安要素が心のうちに少しでもあるからこそ、モヤモヤと後ろ向きな見解が頭に浮かび上がってしまいます。
心療内科で改善していくことは出来るのか
勿論大丈夫です。
医師とカウンセリングを行い、今の状況、自分を客観的に見つめながら症状を少しずつ緩和させていくことに成功します。
状況においては医師の方が自己に合った薬を処方してくれますが、うつ病など他の症状を要する病も、同時に発症しているケースも考えられるので詳しく話を聞き改善へ向かわせましょう。
治る兆しも見込めずそのまま症状を放置してしまえば、次第に人と関わることに恐怖感を抱き、最悪家から一歩も出られない状態に成り果ててしまうので、勇気を出して病院へ向かうことこそ大切です。
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