第86回看護師国家試験午前の72番 播種性血管内凝固症候群(DIC)について正しいのはどれか

播種性血管内凝固症候群(DIC)について正しいのはどれか。


a.血小板の産生が低下する。
b.血中のFDP(フィブリン分解産物)が増加する。
c.急性前骨髄球性白血病に合併しやすい。
d.新鮮凍結血漿は治療に用いない。

  1.  a,b
  2.  a,d
  3.  b,c
  4.  c,d










DICでは、何らかの原因によって、体内の多くの細い血管内で血液が凝固し始め、さまざまな臓器に障害が出ます。

DICは、血小板の産生が低下するのではなく、消費されて減少します。

DICでは、FDPが増加します。

急性前骨髄球性白血病にDICは合併しやすいです。

DICでは、凝固因子を補うため新鮮凍結血漿を治療に用います。

よって答えは3になります。

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