37 クリップ式のプローブを用いて手指で経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉を測定する方法で適切なのはどれか。
- 同じ指で24時間連続で測定する。
- マニキュアをしたままで測定する。
- 装着部位に冷感がある場合は温める。
- 指を挟んだプローブはテープで固定する。
プローブを1か所に強く長時間固定すると、装着局所の温度が上昇して低温熱傷を生じる可能性があるため、同じ指で長時間測定するのは控えます。
マニキュアはLEDの透過光を吸収するため、生体を透過する光量成分を減少させ誤差が生じるため、除光液でマニキュアを落として、プローブを装着します。
手の冷たい人で、値が安定しない場合は、温かい指があれば、測定部位を変えます。手全体が冷たいときは、手を温めてパルスオキシメーターで拍動が継続して測定できるようになってから計測します。
クリップ式は装着が簡単で、再計測にも時間があまりかからないのでテープで固定する必要はありません。
よって答えは3になります。
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