ブロックチェーン技術を応用した医療分野への取り組み

 

2016年3月にグーグル傘下の人工知能研究部門であるグーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能「アルファ碁」が「世界最強の棋士」といわれる韓国のイ・セドル九段に勝ち越したのは記憶にあたらしいです。

驚異的な学習能力を持ち、自動運転技術など先進分野で大変革を起こすと期待されている人工知能が、医療分野に活用され始めています。

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ブロックチェーン技術を医療分野の個人情報に応用

グーグル・ディープマインド社は、イギリスの国民保健サービスやロンドンのロイヤルフリー病院の医療機関と協力して、取り組みを進めています。

ディープマインド社はビットコインを実現する技術「ブロックチェーン」を使った分散型デジタル台帳システムを計画し、医療分野の個人情報を扱う上での信頼を勝ち取ろうとしています。

ブロックチェーンとは 今後への期待

ブロックチェーンとは、情報の流れが1点に集中する中央集権的な仕組みと異なり、集中する1点の障害でシステムが機能しなくなるリスクがなく、外部の攻撃に強いより安定したシステムを構築できるのではないかと期待されています。

2017年、食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)では、ブロックチェーン技術をもちいて共有型の電子カルテや臨床試験、遺伝子配列、ウェアラブル端末からのデータを安全に共有する方法を見つけることを目指すと発表しています。

今後も新しいIT技術、人工知能を用いた医療の進歩が望まれますね。

 

参照:

Google's DeepMind plans bitcoin-style health record tracking for hospitals
Tech company’s health subsidiary planning digital ledger based on blockchain to let hospitals, the NHS and eventually patients track personal data

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