第107回看護師国家試験午前63番 要介護2と認定された高齢者の在宅療養支援において、支援に関与する者とその役割の組合せで適切なのはどれか

63 要介護2と認定された高齢者の在宅療養支援において、支援に関与する者とその役割の組合せで適切なのはどれか。

  1. 介護支援専門員─家事の援助
  2. 市町村保健師─居宅サービス計画書の作成
  3. 訪問看護師─日常生活動作〈ADL〉の向上のための訓練
  4. 訪問介護員─運動機能の評価











介護支援専門員は、ケアマネージャーとも呼ばれ、 要支援・要介護認定者およびその家族からの相談を受け、介護サービスの給付計画を作成し、自治体や他の介護サービス事業者との連絡、調整等を行います。家事の援助のような直接的な支援は異なります。

市町村保健師は、母子分野では家庭訪問、母子健康診断など、一般住民に対しては、がん検診、健康診断など、高齢者には、本人やその家族に介護予防や健康・介護相談などをおこないます。居宅サービス計画書の作成は、介護支援専門員の役割です。

訪問看護師は、在宅ケアサービス提供者の一員として在宅療養を支えます。 訪問看護師の役割には、ADL向上のための訓練が含まれます。

訪問介護員は、介護保険法に基づいて、訪問介護を行う者のことで、ホームヘルパーまたはヘルパーとも言います。訪問介護員の役割は、運動機能の評価ではなく、運動機能の回復です。

よって、答えは3になります。


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