脊髄損傷患者さんに向けたVRを用いた最新リハビリ

VR(Virtual Reality)という言葉は2016年に発売された家庭用ゲーム機PLAY STATION VRでもおなじみですね。

こういったVRを医療に役立てようという動きが出てきています。

イスラエルの企業VRPhysioがリハビリを支援するVRシステムを開発し、スポーツや交通事故による頚椎・脊椎の損傷からの回復をサポートするコンテンツを提供しています。

脊髄損傷した患者さんのリハビリは困難が多い

頚椎・腰椎損傷についてお話をします。

頚椎損傷・腰椎損傷などのいわゆる「脊髄損傷」は一度損傷してしまうと再生することができず

現在においても完全な治療法は確立していません。

脊髄損傷患者のリハビリでは回復が見込めない事実を受け入れられず悩み苦しみ、時に辛いリハビリをおこなわなければなりません。

脊髄損傷のリハビリは完全麻痺であれば残存機能を用いた動作訓練、不全麻痺であれば筋力増強・関節可動域訓練など行い随意性(自分自身で体を動かす)の向上を図ります。

脊損患者のリハビリは施設にもよるでしょうが1〜2時間は要すると思います。

毎日ストイックにリハビリを行うという事は患者に対してもセラピストに対しても非常に負担が大きくなります。そこでVRを用いた技術の登場となります。

脊髄患者さん向けのVRリハビリテーション

 

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VRPhysioが開発したシステムでは患者はヘッドセットディスプレイを装着します。

そしてゲームを選びその指示に基づいてモーションコントローラーなどを動かしてます。患者にとってはゲーム感覚で面白いという事です。

一方でセラピストはその動きや進行状況をPCやタブレット端末などで確認することができ客観的な評価につながります。

客観的評価は数値として現れ、動画も撮れれば患者に対してもわかりやすく改善が見られればモチベーションの向上にも繋がるだろうと推測できます。

今後幅広い疾患への応用が期待される

本商品は、脊損患者だけでなく脳血管疾患患者やパーキンソン病などの神経疾患、大腿骨骨折などの運動器疾患、認知症患者など

幅広い活用ができると考えられます。しっかり検証して科学的な根拠を得られれば非常に有用な機器として普及していくと思います。

参照:UPLOAD(原文英語)

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