ふくろう

心療内科

自身が臭っていると思い込んでしまう自臭症、治していく為には

運動を沢山した後はちょっと汗臭いなと自身で確かめることが出来ますが、常日頃から体臭に敏感、周りにも飛び、迷惑をかけているのではないかと思い込んでしまう症状を自臭症と言います。 実際には無臭、気にしたこともないという感想を他者から抱かれることの方が多いのですが、本人は深刻に悩み、臭いから逃れることが出来ない苦しい日々を送っています。
感染症科

インフルエンザは、OTCの選択に注意が必要です

「風邪を引いた」と思う場合、市販の風邪薬で治そうとする人は多いでしょう。 しかし、「インフルエンザ」の症状が疑われるときは、安易に市販の風邪薬(OTC薬)を選ぶことは控えなければなりません。OTC薬では、インフルエンザの高熱や重い倦怠感に対応できるものが少なく、むしろ、副作用によって重篤な後遺症が残る危険性があります。
精神科

正しい知識を持って対応しよう〜パニック障害について

パニック障害…最近では報道でも取り上げられるようになりました。昔からあった病気にも関わらず、広く知られ、医療現場でも治療方針が定まってきたのはこの10年ほどのことです。このため、あちこちを受診して、人知れず苦しんでいる患者さんは少なくないです。 「パニック障害はよくなる病気である」ということを知ってほしいと思います。
心療内科

顔が直ぐ赤くなる、赤面症が生きにくい理由と改善法

運動した後、お酒を飲んだ直後に顔が赤くなる現象は人それぞれ起こり得る可能性がありますし、生理現象だろうと特に気にも留めない場合が多いです。 しかし、人と話す中だったり、偶然話題の中心に位置してしまえば、気恥ずかしい気持ちを抱き、そのまま頬が真っ赤に染まる方もいることでしょう。 「恥ずかしいんだ」と真っ先に他者から察知され「もしかして俺のこと好きなのかな」と勘違いにも似た感情を異性から抱かれてしまう可能性も考えられます。 この様に、赤面した時にあまり良い体験を得ることが無かった。からかわれて辛い思いを経験すれば、自ずと赤面する自分が嫌いになり、恐怖症として誰かと接することに苦手意識が身についてしまうのです。 これを赤面症と言います。
新薬

後期発症脊髄性筋萎縮症のあらたな治療法について NEJMからの報告

脊髄性筋萎縮症という病気は、その名前の通り、脊髄にある運動に関係する細胞が変化することで、じょじょに筋肉が弱くなっていく病気です。 今回の論文では、生後6か月後以降に発症したタイプの脊髄性筋萎縮症にヌシネルセン(商品名;スピンラザ)の髄注をおこなうことで、運動機能の改善を認めたと報告しています。
歯科診療

シーラントで防ごう奥歯のむし歯!

シーラントは、むし歯の予防法のひとつで、奥歯のむし歯を防ぐのに効果的です。けれど、シーラントなんて知〜らんよという方もいらっしゃることでしょう。 今回は奥歯のむし歯を予防するシーラントについて、フッ素との違いをみながら、解説します。
心療内科

漠然とした不安がいつも心の内にある不安障害とは

もう駄目だと未来に対して悲観したり、特定の要因が見つからないにも関わらず不安がいつまでも心に残るという経験をする機会が多ければ、それは「不安障害」かもしれません。 不安の度合いが大きくなる程、しなくてはならないことが手につかなくなるなど、日常生活にも支障をきたす恐れがあります。
医療政策

医者じゃなくても医療行為ができる?特定看護師とは何か

一般的に医療行為と言われるものには医師だけが実施できる「絶対的医行為」と医療難易度の高い「特定行為」、看護師も医師の指示のもと行うことができる「一般的医行為」があります。 あまり知られてはいませんが、看護師一人では患者に対して医療行為を行うことができないのです。 2015年から「特定行為に関わる看護師の研修制度」が始まり、この研修を受けることで、特定看護師としてより高度な医療に携わることが可能となりました。
心理学

他者に対して恋愛感情を抱くことがない無性愛者とは

異性に好意的な感情を抱くことがない人を無性愛者と指します。 無性愛者の方は異性を見ても付き合いたい。触れたいと感じることはありません。 好きという気持ちは生まれるものの、それはlikeとして示せる感情です。 友達に対して仲良くしたい。良い人だな。という気持ちこそ芽生えるものの、やはりそれ以上の感情を持つことは無いのです。
代謝・内分泌内科

原因を取り除けば治る高血圧〜原発性アルドステロン症について

現在、日本人の3人に1人は高血圧であると言われています。高血圧は原因がわからないことが多いので、あきらめている方も少なくありません。 しかし、10人に1人の割合で、治療をすれば治る高血圧の場合があるのです。 今回はその「治る高血圧」のうちのひとつ、「原発性アルドステロン症」について解説します。
アレルギー疾患

猫を飼っているのに猫アレルギーと気付いた際には

猫アレルギーになると猫と触れ合った際に、皮膚に痒みが帯びたりくしゃみが止まらなくなるなど、日常生活に支障が見られます。 普段の生活の中で極力触れない様に気をつければ大丈夫ですが、既に猫を飼っている場合、どの様な対策を取れば良いのでしょうか。
心療内科

お腹が鳴るのが恥ずかしい、腹鳴恐怖症との向き合い方

空腹を感じたらお腹の音が鳴る働きは誰でも経験したことがあるでしょう。 生理的な問題なので自身で制御することは難しく、また何も恥じることでは無いのですが、過敏に気にしてしまう方も一定数います。 この様にお腹が鳴ることに酷く恐怖を感じる神経症を、腹鳴恐怖症と言います。
心理学

他者に唾の飲み込み音が聞こえる事を苦手と感じる、唾液恐怖症の実態

周りから自分がどう思われているのか非常に気になるという経験は、皆さんした事があるかと思います。 少しの仕草に対しても、他者から見れば異質に捉えられてしまうのでは無いかと細部にまでこだわりを持つ方もいる程です。 一つの例として唾液恐怖症というものがあります。 唾液恐怖症とは、唾を飲み込む音が他者に聞こえる様を酷く苦手とする症状を指します。
呼吸器内科

8歳の女の子 3ヶ月にわたる咳、発熱を訴えて来院 

健康だったこどもが、突然、咳をしはじめた。 近くのお医者さんに通って、風邪薬を処方されてもなかなかよくならない。熱も続いている。そういったときには、みなさんはどんな病気を疑いますか。
その他

キューバでアメリカの政府職員に健康被害が

今回JAMAでは、2016年後半から2017年8月にかけ、キューバのハバナで、外交官として働くアメリカ政府職員の神経学的異常を報告しています。
心臓血管外科

下肢の動脈の異常を示唆する「間欠性跛行」とは

間欠性跛行とは、歩行している時に足に痛みが起こり、歩行をやめると痛みが治まります。 「少し歩いただけで足が痛くなる」、「歩くと痛いけど、歩くのをやめると治る」、「休み休みしか歩けなくなった」といった症状はありませんか。 間欠性跛行に特徴的な症状が少しでもある場合、お近くの病院の心臓血管外科を受診することをお勧めします。
予防医学

ultra-processed food 超加工食品とがんに関連性あり フランスの報告から

普段口にしている食べ物で、癌のリスクになるものを知っていますか。 今回、フランスからの報告で、超加工食品(ultra-processed food)とがんの関連性が指摘されました。
心理学

好意的な気持ちを相手に芽生えさせるために、心理学バーナム効果を活用してみる

気になる人に振り向いてもらえない。いつも他の異性にとられてしまう。そんな時、やはり落胆した気持ちが芽生える筈です。 そんな時こそ、心理学「バーナム効果」を上手く活用していきましょう。 バーナム効果を活用することで、相手の心の中に自分の存在を大きく知らしめることが出来ます。
心理学

児童養護施設の子供達や愛着障害をもつ人への心の手当ての仕方

『本当はお父さん、お母さんに愛されたい…』 そんな想いでいっぱいの児童養護施設の子供達がいます。 そんな心に傷を負った子供達の心の手当てをしながら接していくことが、実は皆さんすることができます。少しだけあなたの力を貸してもらえると嬉しく思います。
循環器内科

インフルエンザと急性心筋梗塞には関係が NEJMの報告から

2018年1月に発表されたNEJMの報告によると、インフルエンザと急性心筋梗塞にはおおきな関係をみとめました。 急性心筋梗塞で入院した364人を対象にインフルエンザの関係性を調査したところ、直近1週間に感染性の呼吸器疾患をもつ人では、そうでない人にくらべておよそ6倍、入院する確率がたかく、インフルエンザB型では10倍にものぼりました。
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