ふくろう

代謝・内分泌内科

オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症とは

先日、紹介した医師国家試験にでてきたオルニチントランスカルバミラーゼ欠損症についてどういった病気か最近の動向について今回、みていきたいと思います。 以下、難病情報センターの情報を参考にしています。 オルニチントランスカルバミラー...
代謝・内分泌内科

今週の医師国家試験 高アンモニア血症をきたす疾患は?

今週から何問か国家試験の過去問について紹介していきたいと思います。今回は、 高アンモニア血症をきたす疾患はどれか。 a Gaucher 病 b von Gierke 病 c Hurler 症候群 d メープルシロップ尿症 ...
心理学

9月にはじめて試験が実施される公認心理師とは

公認心理師という言葉は、聞きなれない言葉ですね。なにしろ平成29年に施行された「公認心理師法」にもとづいた資格で、2018年9月9日に第一回の試験が行われます。 今回は、公認心理師について簡単にまとめてみたいと思います。 公認心...
代謝・内分泌内科

神経の後遺症を残さないための小児糖尿病性ケトアシドーシスの治療 点滴の濃度と速度に治療効果の違いはあるのか

糖尿病性ケトアシドーシスという病気をご存知でしょうか。 Ⅰ型糖尿病のかたがなりやすい病気ではあるのですが、Ⅱ型糖尿病のかたでも清涼飲料水をよく飲む方は気をつけなければいけない病気ですね。 ご存知のかたも多いかもしれませんが、まず...
脳神経外科

軽い脳卒中になったあと5年間での再発リスクが明らかに NEJMから

脳卒中といえば、脳内の血管が狭くなったり、血栓がつまることで、血流が流れなくなることで起こる病気で、病気になった後の生活に著しい影響を与えることがありますね。残存した麻痺はなかなか良くならないこともある一度かかるとなかなか治療の難しい病気で...
整形外科

大谷翔平選手が右肘の痛みで休養 肘内側側副靭帯損傷とは

大谷翔平選手といえば、2013年に日本ハムに入団し、入団当初からピッチングとバッティングの「2刀流」で球界をわかし、2018年からは舞台を大リーグにかえエンゼルスに所属し、野手でも投手でも活躍して、世界中の野球ファンを楽しませている選手です...
心理学

犯人に恋をする!?ストックホルム症候群とは

ある事件に巻き込まれた際、犯人と被害者が一緒にいる時間が長い為、つい情が移り好意にも似た感情を加害者に抱いてしまう現象を、ストックホルム症候群と言います。
公衆衛生

生活習慣病の基準が国によって異なる理由

メタボリックシンドロームの定義は世界で統一されているわけではありません。 日本ではウエスト周りの長さの判定が必須で、脂質異常症、高血圧、糖尿病の項目から二つ以上該当すればメタボリックシンドロームとなります。アメリカではどうかというと、ウエスト周りの長さ、脂質異常症、高血圧、糖尿病の項目から3つ以上該当すればメタボリックシンドロームとなります。
医薬品

タミフルと何が違う?新しいインフルエンザ治療薬ゾフルーザとは

インフルエンザの治療薬というと、内服薬では「タミフル」吸入薬では「リレンザ」「イナビル」があります。そして先月、新たなインフルエンザ治療薬が国の承認を受けました。それがシオノギ製薬が開発した新薬、ゾフルーザです。
医療政策

平成30年度はダブル改定。医療保険・介護保険はどう変わる?

日本の保険制度は、医療保険と介護保険という二つの大きな柱で成り立っています。 医療保険・介護保険ともに、保険サービスを提供する事業者に支払われる報酬は、分野ごとに金額が細かく定められています。改定時にはこの金額が見直しされ、アップやダウンがなされる他、廃止や新設も行われます。その頻度は医療保険が2年に一度、介護保険は3年に一度です。そのため、両者の改定タイミングは6年ごとに一致します。 平成30年度は、この6年に一度のタイミングに合致します。いわゆるダブル改定の年です。
心療内科

誰でも陥る可能性がある燃え尽き症候群 陥らないためには

ある目標の為に毎日努力していたにも関わらず、結果良いと言える成果が得られなかった場合、力尽きた様にその後何も出来なくなる状態を燃え尽き症候群と言います。 人によりけり症状の度合いは異なり、比較的期待値が大きいほど、まるでうつ病の様な無気力状態が続く割合が多いです。
心療内科

人と関わるのが怖い対人恐怖症、適した仕事と暮らし方

人と関わる中で辛い経験を体験したり、一人でいた方が気が楽という実感をよく得る方程、対人恐怖症に陥りやすいです。そんな対人恐怖症の方に適している仕事、暮らし方などはどういったものが挙げられるのでしょうか。
代謝・内分泌内科

ダイエットをしても痩せない病気〜クッシング症候群について

健康的に痩せることは本当に難しいですね。「食べてるからでしょ」「運動が足りないんじゃないの」「もう歳なんだから」「代謝が落ちてるのよ」 いろいろな言葉に悩んでいる方もいらっしゃると思います。 今回は、実際にあったお話を交えて、珍しい病気「クッシング症候群」と言う病気を知ってもらいたいと思います。
医療経営

医療業界へ実際どのようにブロックチェーンは導入されるのか

医療関係のデータは、診療や投薬の記録、ウェアラブル端末からの心拍などの生体データ、介護の記録と様々です。 こうした情報は、正確な診療や請求のために改ざんがされないことが重要であり、ブロックチェーンと相性が良いです。 ブロックチェーンは、暗号化された分散型公開台帳であるという特徴があります。つまり、患者さんの医療・健康情報記録の管理という点で役立ちます。
医療経営

医療業界へのブロックチェーンの導入 ブロックチェーンのメリット

多くの医療機関は、中央管理者によるクラウド管理をおこなってきましたが、中央管理者のサーバーがダウンした際に、他端末の情報もやられてしまいます。 そこで近年、利用され始めているのが、P2P(Peer to Peer)システムによるネットワークです。これは、各端末がネットワーク上で直接的に自立性をもって接続するシステムです。 こうした権限が分散された情報の管理において、情報が改ざんされないことが重要ですが、ブロックチェーン技術は相性が良いため、利用されます。
医薬品

薬の飲み方~危険な飲み合わせ、食べ合わせ~

薬局で買った薬や病院で処方された薬、飲み方に気を使っているでしょうか。 手近にあるコーヒーやお茶で飲んでいたり、食後のフルーツを食べた後に飲んでいたりしませんか? その食べ合わせ、薬の効果が半減したり、逆に効果が強くなりすぎてしまう事があるんです。 そんな薬の飲み方の危険な飲み合わせや食べ合わせについて紹介します。
心療内科

奥深い理由が隠されていた、仕事依存症に陥る人の心理

出来ることなら仕事なんてしたくないと毎朝決まった時間に起きるのも億劫だと感じている人は実際多いことでしょう。 しかし中には仕事をすることでしか自分の存在価値を見いだせず、毎日でも働きたいと考える「仕事依存症」な方が存在します。
感染症科

2020年には要注意?マイコプラズマ肺炎

微生物が原因で引き起こされる肺炎「マイコプラズマ肺炎」。肺炎と聞くと高齢者に多い病気のように思いがちですが、この病気は子供・若者に多く約8割が14歳以下で発症しています。
精神科

学習障害、AD/HD なぜ今増えているのか

学習障害、AD/HDといった言葉を聞く機会が増えています。実際、学校現場あるいはテレビのニュースといったメディアなどで注目されている疾患です。過去20年間に患者数は7倍に増えたというデータもあります。
心療内科

お金と心が消耗するギャンブル依存症

ギャンブル依存症とはその名の通り、パチンコ、競馬等の賭け事にどっぷりハマってしまい、中々自分の力では抜け出せない状態を指します。 資金が尽きてしまえば思う様な生活も送れず、他者に対して暴力的な行動を取ったり、最後には自分で自分の首を絞める結果として成り果ててしまうのです。
タイトルとURLをコピーしました