皮膚科サルコイドーシスの皮膚病変に対する抗TNF-α製剤の効果と安全性 写真は肺サルコイドーシスです。 photo by Yale Rosen 聞き馴染みのない疾患ですが、全身の様々な部位に肉芽腫ができるサルコイドーシスという疾患があります。症状が軽く自然寛解することも多い疾患ですが、中には難治性で治療を必要と...2017.06.10皮膚科
予防医学痛風に対するDASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食の効果 写真は結節性痛風です。 photo by Michael(a.k.a.moik)McCullough 痛風発作の原因となる高尿酸血症は年々患者数が増加し、現在では500万人以上にも及ぶと言われています。高尿酸血症は痛風発作だけでな...2017.06.10予防医学
眼科網膜静脈閉塞症に対するベバシズマブの効果 写真はイメージです。 photo by hobbs_luton 近年、高齢化に伴い眼疾患の発生が増えてきています。黄斑疾患もその一つであり、年々増加傾向にあります。重症化すると失明する危険性もある疾患であり、より効果的で安全性の高い治...2017.06.07眼科
感染症科MRSA感染 蜂巣炎に対してST合剤を併用することは有益か 写真は蜂巣炎です。 photo by John Campbell 蜂巣炎(蜂窩織炎)という疾患はあまり聞き馴染みのない方も多くいらっしゃると思いますが、救急外来を受診する皮膚疾患の中では最も多い割合を占めると言われています。重症化...2017.06.06感染症科
精神科単極性うつ病の再発防止に対する薬物療法 リチウムの単独投与が有効 写真はイメージです。photo by Mateus Lucena うつ病は年々増加しており、現在15人に1人は人生の中でうつ病にかかることがあると言われています。治療により回復することが多い疾患ですが、中には再発や重症化して入院が...2017.06.05精神科
神経内科多発性硬化症 脱髄症状の進行に対するミノサイクリンの効果 photo by New England Journal of Medicine 多発性硬化症は欧米ではポピュラーな疾患ですが、日本では稀な疾患であり、患者数は10万人あたり8~9人程度にとどまると言われています。しかし、一度発症...2017.06.03神経内科
心臓血管外科未承認薬 心臓手術後の循環補助に対するレボシメンダンの効果 写真はイメージです。 photo by Department of Foreign Affairs and Trade's photostream 医療は日々進歩しており、手術による合併症により命を落とすことは少なくなってきました。...2017.06.03心臓血管外科
腎臓内科ミコフェノール酸モフェチル(©セルセプト)のループス腎炎への適応追加 写真はイメージです。 photo by Wellcome Images 私たちの周りには、細菌など身体にとって異物となるものがたくさん存在しています。その異物から身体を守るために重要な働きをしているのが免疫系です。免疫系には様々な細胞...2017.06.02腎臓内科
代謝・内分泌内科早期2型糖尿病患者の動脈硬化に対するリナグリプチンの有用性 写真はイメージです。 photo by Mark Doliner 近年、血管年齢という言葉をよく耳にするようになりました。血管年齢は動脈硬化の進行度合いをしめすものであり、血管年齢が高いほど血管が硬く、脆い血管になっていることを表...2017.06.01代謝・内分泌内科
循環器内科静脈血栓塞栓症の長期的治療におけるリバーロキサバンの有効性 アスピリンと比較して photo by sportEX journals エコノミークラス症候群という言葉は世間に浸透していますが、静脈血栓塞栓症についてはあまり聞いたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 エコノミークラス症候群は急性...2017.05.30循環器内科
神経内科全身のけいれんピクつき 抗CASPR2抗体が関わるアイザックス症候群 医療の進歩により治る病気は増えてきていますが、原因が詳しく解明されておらず、治療法も確立していない疾患はまだまだあります。アイザックス症候群もそのひとつです。患者数はとても少ない疾患ですが、発症すると完全に治ることは少なく、原因の解明と新し...2017.05.28神経内科
小児科薬剤抵抗性てんかんを伴うドラベ症候群に対するカンナビジオールの有効性 写真はイメージです。photo by adam w てんかんは100人中0.5~1人が発症すると言われる脳の病気です。小児から高齢者まで幅広い年齢層で発症がみられますが、3歳以下の小児の発症が最も多くみられます。てんかんはいくつ...2017.05.27小児科
消化器内科新しい酸抑制薬ボノプラザン よりはやくより効果的な作用 プロトンポンプインヒビター(PPI)やヒスタミン2受容体阻害薬(H2ブロッカー)の誕生により、消化性潰瘍や逆流性食道炎などの酸関連疾患の治療は劇的に進歩しました。 現在、いくつかのPPIやH2ブロッカーが使用されていますが、その中でも...2017.05.26消化器内科
産婦人科子宮内膜症関連の疼痛にGnRHアンタゴニスト製剤であるエラゴリックスが効果あり 写真はイメージです。photo by Feline Butcher 赤ちゃんを産む身体になったと同時に始まる月経ですが、多くの女性が月経時の痛みに悩まされています。 痛みの原因はさまざまありますが、その中で子宮内膜症とよばれ...2017.05.25産婦人科
救急科アンジオテンシンⅡが治療困難な血管拡張性ショックの有効な治療薬に 写真はイメージです。photo by 00Ucci ショックという言葉はよく耳にしますが、医療業界でいうショックについては詳しく知らない方が多いのではないでしょうか。ショック症状は生命の危機ともいえる状態であり、早急で的確な対応が...2017.05.25救急科
呼吸器内科好酸球性多発血管炎性肉芽腫症に対する抗IL-5モノクローナル抗体メポリズマブの有効性 写真はイメージです。photo by GreenFlames09 難病に指定されている疾患はいくつかありますが、その中で好酸球性多発血管炎性肉芽腫(EGPA)と呼ばれる疾患があります。 毎年約100人の方があらたに発症しており、...2017.05.23呼吸器内科
呼吸器内科イマチニブによるKIT阻害が難治性気管支喘息に及ぼす影響 写真はイメージです。photo by DenisenFamily 現在、日本には気管支喘息に罹患している患者さんが数百万人いると言われています。気管支喘息というと子供が発症するイメージがありますが、大人になって初めて発症する場合も...2017.05.21呼吸器内科
消化器内科PPIを1日2回服用した場合の難治性逆流性食道炎に対する効果 photo by Michael (a.k.a. moik) McCullough 逆流性食道炎は食生活の変化や肥満、加齢などの要因により年々増加している疾患です。日常生活に支障をきたす場合があり、生活の質(QOL)の低下が問題となっ...2017.05.20消化器内科
医薬品サカナを精製したオメガ3を主成分とする高脂血症治療薬ロトリガについて photo by Espen Faugstad 近年、生活習慣病という言葉をよく耳にするようになりました。生活習慣病は、食生活の乱れや運動不足などの生活習慣が原因となり発症する疾患の総称で、高血圧や高脂血症、糖尿病などの疾...2017.05.19医薬品
血液内科慢性骨髄性白血病に対するイマチニブの長期的効果、安全性 写真はイメージです。本文の内容とは関係ありません。Ed Uthman 白血病は血液中の細胞がガン化することで発症します。 医療の進歩により不治の病ではなくなりましたが、それでも予後が良いガンではありません。白血病の発生率は年...2017.05.18血液内科