小児科小児科医不在の町と遠隔健康医療相談システムの連携実験が始まる 小児科医不在の町の育児に寄り添うために 「医師不足」という言葉を耳にするようになってから久しいですよね。厚生労働省の医師調査の調査(平成28年度)によると、実際の医師数は年々増加しています。 しかし、依然として「医師不足」ということがいわれています。 原因として、地域...2018.06.30小児科
血液内科今週の医師国家試験 免疫性血小板減少性紫斑病について知っていますか 今週は、免疫性血小板減少性紫斑病についての問題を医師国家試験から紹介します。 免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)について正しいのはどれか。 a 先天性疾患である。 b 骨髄の巨核球が減少する。 c 皮下出血を起こしやすい。 ...2018.06.28血液内科
救急科Wi-Fi機能を搭載したAEDが販売を開始 クラウドを利用した迅速な救命へ 突然、倒れて心停止した人の命を救うための救命装置「AED」。メディアで取り上げられたり、講習を受けたり、見かけたりと広く知られていますよね。 AEDについては、当サイトの記事の「AEDプロジェクト」をご覧ください。 2018年4...2018.06.25救急科
アレルギー疾患食物アレルギーの尿中のバイオマーカーを発見 食物アレルギーの新たな指標になるか お店で売られている商品でよく「〇〇のアレルギー物質を含む原材料を使用しています」などみかけますよね。 アレルギー物質の表示は、「食物アレルギー」を持っている方の発症を防ぐために義務づけられているものです。 現在、日本では120万...2018.06.22アレルギー疾患
予防医学子どもの肥満と地域差 都市部の子どもは肥満になりやすいはうそ? 身の回りに多くの食事があふれ、手軽にジャンクフードを手にすることができていることから、近年先進国では、肥満が大きな問題になってきています。 肥満による糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病はおおきく取り上げられています。 また、肥...2018.06.21予防医学
看護今週の看護師国家試験 介護保険法に基づいて設置されているのはなんでしょうか 今週から看護師国家試験を紹介していきたいと思います。 平均寿命で正しいのはどれか。 1. 0 歳の平均余命である。2.20 歳の平均余命である。3.60 歳の平均余命である。4.死亡者の平均年齢である。 平均寿命に関する...2018.06.20看護
消化器内科今週の医師国家試験 マロリーワイス症候群について知ってますか 最新の医師国家試験から1題取り上げてみます。 (2018年度 A-5) Mallory-Weiss 症候群について正しいのはどれか。 a 自然治癒する。 b 裂創は横走する。 c 病変は壁全層に及ぶ。 d 胃大彎側に好発...2018.06.19消化器内科
外科お腹の大きな手術のあとの点滴はどの程度が良いのか NEJMの研究から 手術のなかでもお腹の手術はもっとも一般的に行われている手術で、緊急で手術の必要な急性腹症やがんの手術、腹部大動脈瘤の手術などおおきな手術はしばしば行われています。 そんなお腹の手術ですが、ガイドラインでは、点滴量を制限して行うのがよい...2018.06.18外科
先進医療細菌を破壊する人工ウイルスが開発!? 薬剤耐性菌の対抗策として期待へ わたしたちの身の回りにはさまざま種類の細菌が存在しています。これらの細菌のなかには病気を引き起こす細菌が数多く知られています。 この細菌を退治してくれるのが抗生物質ですよね。1928年にフレミングが青カビから見付けた「ペニシリン」が世...2018.06.18先進医療
代謝・内分泌内科オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症とは 先日、紹介した医師国家試験にでてきたオルニチントランスカルバミラーゼ欠損症についてどういった病気か最近の動向について今回、みていきたいと思います。 以下、難病情報センターの情報を参考にしています。 オルニチントランスカルバミラー...2018.06.17代謝・内分泌内科
代謝・内分泌内科今週の医師国家試験 高アンモニア血症をきたす疾患は? 今週から何問か国家試験の過去問について紹介していきたいと思います。今回は、 高アンモニア血症をきたす疾患はどれか。 a Gaucher 病 b von Gierke 病 c Hurler 症候群 d メープルシロップ尿症 ...2018.06.16代謝・内分泌内科
心理学9月にはじめて試験が実施される公認心理師とは 公認心理師という言葉は、聞きなれない言葉ですね。なにしろ平成29年に施行された「公認心理師法」にもとづいた資格で、2018年9月9日に第一回の試験が行われます。 今回は、公認心理師について簡単にまとめてみたいと思います。 公認心...2018.06.15心理学心療内科
代謝・内分泌内科神経の後遺症を残さないための小児糖尿病性ケトアシドーシスの治療 点滴の濃度と速度に治療効果の違いはあるのか 糖尿病性ケトアシドーシスという病気をご存知でしょうか。 Ⅰ型糖尿病のかたがなりやすい病気ではあるのですが、Ⅱ型糖尿病のかたでも清涼飲料水をよく飲む方は気をつけなければいけない病気ですね。 ご存知のかたも多いかもしれませんが、まず...2018.06.14代謝・内分泌内科
小児科子どもの自制心は5歳ごろから遺伝的影響があらわれはじめる 自制心の基盤は実行機能 普段、意識することはなかなかないと思いますが、わたしたちが勉強、遊び、仕事、家事など行うのはなんらかの目的があるからですよね。目的を達成するためには、目的に向けた行動をとる必要があります。 目的に向けた行動をとることについて、大脳の「...2018.06.13小児科
医療政策小児およびAYA世代のがん罹患率、がん種の順位が発表に がんは1981年以降、日本人の死因第1位となっていて、約3人に1人が命を落としています。 日本では、がんの統計がとられていて、罹患率や死亡率の年次推移や部位別の死亡数、生存率などがまとめられています。 今回、国立がん研究センター...2018.06.12医療政策
脳神経外科軽い脳卒中になったあと5年間での再発リスクが明らかに NEJMから 脳卒中といえば、脳内の血管が狭くなったり、血栓がつまることで、血流が流れなくなることで起こる病気で、病気になった後の生活に著しい影響を与えることがありますね。残存した麻痺はなかなか良くならないこともある一度かかるとなかなか治療の難しい病気で...2018.06.11脳神経外科
整形外科大谷翔平選手が右肘の痛みで休養 肘内側側副靭帯損傷とは 大谷翔平選手といえば、2013年に日本ハムに入団し、入団当初からピッチングとバッティングの「2刀流」で球界をわかし、2018年からは舞台を大リーグにかえエンゼルスに所属し、野手でも投手でも活躍して、世界中の野球ファンを楽しませている選手です...2018.06.10整形外科
消化器内科人工知能を活用して尿から大腸がんを検出 大腸がんの早期発見につながるか? 日本におけるがんの死亡者数をみてみると大腸がんは、肺がんについて2位(女性1位、男性3位)で増加傾向にあります。 大腸がんは早期のうちに治療すると高い確率で根治が望めます。早期発見、早期治療がなによりも重要になります。 大腸がん...2018.06.05消化器内科消化器外科
神経内科ビタミンCの摂取は認知機能の低下リスクを軽減する?! 高齢化にともない認知症の患者数は急増しており、現在では65歳以上の約15%が罹患していると言われています。社会問題ともなっている認知症ですが、今回、血中のビタミンC濃度が高いと認知機能低下のリスクが軽減する可能性が報告されました。 ...2018.06.02神経内科
循環器内科心房細動と肥満との関連とは 心房細動は、心房内に流れる電気信号の乱れによっておこる不整脈の一種です。歳を重ねるごとに発生率は高くなり、日本においては70万人以上の方が心房細動をもっていると推定されています。 心房細動とは? 心臓は、心臓内でつくられる電気信...2018.06.02循環器内科