糖尿病患者さんへのサポート 糖尿病療養指導士・支援士

 

2015年の厚生労働省調査で日本の糖尿病患者数が316万6000人と報告がありました。2011年の調査から46万6000人の増加となっています。成人男性の15.5%、成人女性で9.8%が糖尿病です。

東京糖尿病療養指導士と東京糖尿病療養支援士とその違い

国民病と言える糖尿病を防ぎ、患者さんのケアを行う専門職の育成を目的に、今年の3月に東京糖尿病療養指導士(CDE)と東京糖尿病療養支援士(CDS)という資格の認定機構が設立されました。

本機構の目的は、東京及びその近県の糖尿病及び糖尿病予備軍の患者さんにより良い医療、より適切なサポートを行えるように専門知識をもつ人の育成を行います。

すでに日本糖尿病療養指導士認定機構という全国的な団体がありますが、都心の糖尿病患者さんが増えているため、地域に根差した組織となります。

CDEとCDSは対象職種と役割が少し異なります。

CDEは医療専門職を対象とし、臨床において糖尿病患者さんの治療を行うことを目的としています。CDSは介護保険や健康増進を担当する自治体職員から医薬品登録販売者など幅広い人を対象にしています。

今後の糖尿病治療への期待

今回は東京糖尿病療養指導士と支援士についてお話ししました。どちらの資格も東京及びその近県の糖尿病患者さんのケアと糖尿病を予防する目的で設立されています。

糖尿病の患者さんは目がみづらくなったり、腎臓がわるくなったり、手足が痺れたりさまざまな症状に悩まされます。

糖尿病にかんする知識がより多くの人にひろまり、指導・支援する人が増えて多くのひとの助けになることが期待されます。

参照:東京糖尿病療養指導士認定機構

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