ガイドラインにもとづく保育園・幼稚園でのウイルス感染対策

 

毎日長い時間にわたって集団生活をする乳幼児は、食事の時間、集団で遊ぶ時間、昼寝の時間など濃厚に接触する機会が多いです。

乳幼児は、自分自身でつくれる免疫が完全ではなく、

また、体重あたりの水分量も大人とくらべて多く、発熱、下痢、嘔吐をいちどし始めると体調をくずしやすいです。

ウイルスの感染を広げないことが大事

 

保育所では、インフルエンザウイルスやノロウイルスの集団感染がしばしばおこります。

これらの感染症では、感染した子の症状がなくなっても、ウイルスを出していることがあるため、

症状がなくなったからといってすぐに登園していいわけではなく、

登園してはいけないという判断は、本人のからだのためだけではなく、感染をひろげないための重要な判断なのです。

保育所における感染症対策ガイドラインがある

厚生労働省が発表する保育所における感染症対策ガイドラインでは、登園の前提として

感染力が低下して、登園しても集団発生につながらなく、子どもの状態が、毎日の集団生活に支障がないところまで回復していることを挙げています。

登園の許可については、ウイルスの種類によって感染力や潜伏期間が異なるため個別に決まっています。

どうしたら良いかわからない時や症状の判断に困った際には、お近くの小児科の先生に相談してみてください。

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