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第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前109~111 新生児の対応

在胎39週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重3,000g、身長48.0cm。出生直後、児に付着していた羊水をふき取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温37.5 ℃、呼吸数56/分、心拍数150/分、呼吸音は異常...
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第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前56 幼児を対象とする定期予防接種はどれか

56 幼児を対象とする定期予防接種はどれか。 DTワクチン(二種混合)ロタウイルスワクチンBCGワクチン水痘ワクチン 幼児とは満1歳から小学校に就学するまでの子供をさします。 DTワクチン(二種混合)は、DPTワクチン...
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第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前55 日本で用いているDENVER Ⅱ(デンバー発達判定法)で6か月児の90%ができるのはどれか

55 日本で用いているDENVER Ⅱ(デンバー発達判定法)で6か月児の90%ができるのはどれか。 寝返りをする。積み木をもちかえる。喃語様のおしゃべりをする。自分で食べ物を口へもっていく。 寝返りは、5~6か月ごろからでき...
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第109回看護師国家試験予想問題 出生後30分を経過した在胎40週の新生児で異常を疑う所見はどれか

第113回医師国家試験からの出題です。 出生後30分を経過した在胎40週の新生児で異常を疑う所見はどれか。 直腸温37.1℃心拍数120/分収縮期血圧60mmHg呼吸数44/分SpO285%(room air) 第1...
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第109回看護師国家試験予想問題 成人と比較したときの乳児の特徴はどれか

第113回医師国家試験からの出題です。 成人と比較したときの乳児の特徴はどれか。 尿濃縮力が低い。体重あたりの体液の割合が少ない。体重あたりの水分必要量が少ない。体表面積あたりの不感蒸泄量が少ない。体重あたりのエネルギー必要量...
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第107回看護師国家試験午前53番 Aちゃん(生後4か月、女児)は、嘔吐とけいれんのため病院を受診した Aちゃんの所見として考えられるのはどれか

53 Aちゃん(生後4か月、女児)は、嘔吐とけいれんのため病院を受診した。受診時、Aちゃんは傾眠状態で、顔色不良と眼球上転がみられたため入院となった。受診時の体温は36.8℃であった。四肢は硬直し、数か所の内出血斑があった。大泉門は平坦で...
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第107回看護師国家試験午前52番 胎生期から小児期の血清免疫グロブリン濃度の年齢による変動を図に示す ①が示しているのはどれか

52 胎生期から小児期の血清免疫グロブリン濃度の年齢による変動を図に示す。 ①が示しているのはどれか。 IgAIgDIgGIgM 第108回午前の8番にも同様の問題がありますね。 IgAは、母乳...
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第107回看護師国家試験午前6番 原始反射はどれか

6 原始反射はどれか。 手掌把握反射視性立ち直り反射パラシュート反射Landau〈ランドー〉反射 原始反射とは、新生児期から乳児期早期にかけてのみ認められる反射です。 子供が成長して大人になり、前頭葉が発達する過程で...
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第101回看護師国家試験午後71番 乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由で正しいのはどれか

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由で正しいのはどれか。 尿細管での水の再吸収能力が低い。体重当たりの基礎代謝量が少ない。体重に占める体水分量の割合が低い。体液における細胞内液の割合が高い。 第113回医師国家試験の類題になり...
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小児科医不在の町と遠隔健康医療相談システムの連携実験が始まる 小児科医不在の町の育児に寄り添うために

「医師不足」という言葉を耳にするようになってから久しいですよね。厚生労働省の医師調査の調査(平成28年度)によると、実際の医師数は年々増加しています。 しかし、依然として「医師不足」ということがいわれています。 原因として、地域...
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子どもの自制心は5歳ごろから遺伝的影響があらわれはじめる 自制心の基盤は実行機能

普段、意識することはなかなかないと思いますが、わたしたちが勉強、遊び、仕事、家事など行うのはなんらかの目的があるからですよね。目的を達成するためには、目的に向けた行動をとる必要があります。 目的に向けた行動をとることについて、大脳の「...
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赤ちゃんとの「ふれあい」 赤ちゃんの脳の発達に良い影響を与える!?

赤ちゃんを育てていくのはいろいろとたいへんな事も多いですよね。でも、赤ちゃんを見ていると思わず抱きしめたり、頭をなででみたり、キスしてみたりしたことはないでしょうか。おかあさんやおとうさんは意識せずに自然と赤ちゃんとふれあっているこ...
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こどもがかかりやすい急性中耳炎とは?

中耳炎は小児におこりやすい病気のひとつで、特に乳幼児に多く見られる耳の病気です。中耳炎はいったいどのようにして起こるのでしょうか。中耳炎の症状や、なってしまったときの対処法などを詳しくご紹介します。 写真はイメージです。 phot...
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ドイツからの報告 頭痛に悩まされる子どもたち とても簡単な予防策とは?

子どもが「頭が痛い」と言ったらどう考えますか。まずは、「熱があるのかな」と考えてしまうのではないでしょうか。また、子どもの頭痛ぐらいと軽く考えたり、逆に、病院で検査しても異常がなかったといったことはないでしょうか。 ここ最近、...
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日本人のお医者さんの名前がついた病気「川崎病」を知っていますか

「川崎病」という名前を聞いたことがありますか。聞いたことはあるけどよく知らない方が多いと思います。 川崎病は小児科医師「川崎富作」氏の名前から付けられた病気です。正式な名前は「急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」といいます。 ...
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夏季に流行する感染症 手足口病が増加しています

毎年7月頃になると大流行する「手足口病」。しかし、今年は6月頃より全国各地で流行しており、注意を必要としてます。東京都福祉健康局では、2017年7月13日に手足口病の患者数が、都の警報基準を超えて大流行していることから、注意喚起を出しました...
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日本でもコデイン類を含んだ医薬品の小児への投与を禁止へ

風邪を引くと咳が出ることが多く、医療機関に受診するとよく、咳止め薬が処方されます。 咳止め薬には「中枢性鎮咳成分」と呼ばれる咳止め成分が含まれ、この中枢性鎮咳成分は「麻薬性鎮咳成分」と「非麻薬性鎮咳成分」の2種類に分類されます。 ...
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日本人が発見した鉛中毒 少量の鉛にも注意が必要

ちいさい子は色々な影響を受けやすく、大人では問題のない少ない量であったとしても時には、毒となってしまうものがあります。鉛もそのひとつです。 十分に成長した大人でも、摂取した量によっては鉛中毒を引き起こしてしまいますが、ちいさい子にとっては...
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薬剤抵抗性てんかんを伴うドラベ症候群に対するカンナビジオールの有効性

写真はイメージです。photo by  adam w てんかんは100人中0.5~1人が発症すると言われる脳の病気です。小児から高齢者まで幅広い年齢層で発症がみられますが、3歳以下の小児の発症が最も多くみられます。てんかんはいくつ...
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乳幼児期にカビと湿気にさらされると16歳までに喘息と鼻炎を引き起こす可能性が高くなる

(C)Hipohige.com カビや湿気のある環境で乳幼児期に育つことと幼児期のアレルギー疾患は関連があるとされていますが、その影響が思春期にまで続くのかどうかは明らかではありませんでした。 2016年にスウェーデンで、幼...
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