うさぎ

医療政策

小児およびAYA世代のがん罹患率、がん種の順位が発表に

がんは1981年以降、日本人の死因第1位となっていて、約3人に1人が命を落としています。 日本では、がんの統計がとられていて、罹患率や死亡率の年次推移や部位別の死亡数、生存率などがまとめられています。 今回、国立がん研究センター...
神経内科

ビタミンCの摂取は認知機能の低下リスクを軽減する?!

高齢化にともない認知症の患者数は急増しており、現在では65歳以上の約15%が罹患していると言われています。社会問題ともなっている認知症ですが、今回、血中のビタミンC濃度が高いと認知機能低下のリスクが軽減する可能性が報告されました。 ...
循環器内科

心房細動と肥満との関連とは

心房細動は、心房内に流れる電気信号の乱れによっておこる不整脈の一種です。歳を重ねるごとに発生率は高くなり、日本においては70万人以上の方が心房細動をもっていると推定されています。 心房細動とは? 心臓は、心臓内でつくられる電気信...
アレルギー疾患

抗菌薬使用によりアレルギー疾患の発症リスクが上がる?!〜2歳までの抗菌薬使用歴と5歳時でのアレルギー疾患有病率との関連〜

日本人の約2人に1人は、なんらかのアレルギー疾患に罹患していると推定されており、患者数は年々増加傾向にあります。さまざまな因子がアレルギーの発症に関わっていると考えられていますが、今回、生後2歳までに抗菌薬使用歴があると、5歳時までにアレル...
呼吸器内科

スピオルトレスピマットとスピリーバレスピマットの比較〜呼吸機能や運動能力への効果〜

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、喫煙者に多い肺の炎症性疾患であり、男性の死亡原因の第8位にもなっています。一度発症すると治癒することはありませんが、適切な治療により進行を遅らせることは可能となっているため、早期から適切な治療を受けることが大...
消化器内科

大腸がんの再発率・死亡率がナッツ類の摂取により低下する?!

大腸がんの患者さんは増加傾向にあり、罹患数・死亡数ともに全がんの中でも上位に入っています。なるべく早期に発見し、適切な治療を受けることが大切となりますが、今回、ナッツ類の摂取が大腸がん(ステージⅢ)患者さんの再発率、死亡率を低下させる可能性...
眼科

魚油はドライアイには効果がない可能性も!?ドライアイと魚油について

ドライアイは、涙の量が減ったり、質が低下することによって、目の表面を潤す能力が低下した状態です。日本には、2200万人以上もの患者さんがいると推定されており、年々増加傾向にあります。 写真はイメージです。 photo by ill...
代謝・内分泌内科

クッシング病にたいする新たな治療薬 パシレオチド(商品名;シグニフォー)

クッシング病は、下垂体腺腫が原因となりコルチゾールの過剰分泌が引き起こされる疾患です。稀な疾患であり、日本における患者数は450人程度と推定されています。 外見的や精神的な変化をともない、患者さんのQOLを低下させることから、効果的な...
呼吸器内科

睡眠時無呼吸や睡眠不足の人は、眠気の自覚がなくても自動車事故のリスク増!?

みなさんは、毎日よく寝られていますか?睡眠の質は、健康状態と密接に関係しています。 睡眠障害が生活習慣病の発症に関わっていることや、日中の眠気などにより人的ミスの危険が高まることが知られていますが、今回、眠気を感じていなくても睡眠時間...
消化器内科

新機序の便秘治療薬「エロビキシバット水和物(商品名;グーフィス錠5mg)」とは

便秘症は、女性や高齢者で罹患率が高い疾患で、日本においては約450万人の方が悩まされているといわれています。身近な疾患である便秘症ですが、2018年4月新たな作用機序をもつ治療薬が発売となりました。 便秘のタイプ ヒトの大腸は約...
循環器内科

トランスサイレチン型心アミロイドーシスにたいするタファミジス

アミロイドーシスは、線維構造をもつタンパク質アミロイドが、臓器に沈着することにより起こる疾患の総称です。 そのなかで、トランスサイレチン型心アミロイドーシスは、診断後の平均余命が3~5年ともいわれており、有効な治療法の開発が求められ...
代謝・内分泌内科

新規GLP-1受容体作動薬セマグルチドと他GLP-1受容体作動薬との比較

糖尿病治療にたいする研究は日々進展しており、現在、さまざまな種類の糖尿病治療薬が発売されています。GLP-1受容体作動薬も臨床での使用が広まっている糖尿病薬のひとつです。 GLP-1とは? 血糖が高い状態が続くと、全身の血管や神...
呼吸器内科

歯が少ないと肺炎死のリスクが上がる?!歯の喪失と肺炎死リスクの関係

高齢化率の上昇などから、日本における肺炎による死亡率は年々増加しており、近年では脳血管疾患を抜いて死因の第3位となっています。高齢化の加速とともに今後も増加すると予測されている肺炎ですが、今回、歯の残数と肺炎死のリスクとの関連性について報告...
耳鼻咽喉科

タバコを吸うと耳が聞こえにくくなる!?喫煙と聴力低下

肺だけではなく、さまざまな臓器に影響をおよぼすことで知られているタバコですが、今回、聴力にも悪影響をあたえることが報告されました。 写真はイメージです。 photo by photo AC タバコと疾患 健康への関心の...
新薬

ファブリー病にたいする新たな経口治療薬 ミガーラスタット塩酸塩(商品名;ガラフォルドカプセル123mg)

ファブリー病は、国が難病指定しているライソゾーム病に分類される疾患であり、細胞内ライソゾーム(リソソーム)の酵素の欠損、活性低下により発症する先天性の代謝異常症です。治療法には、対症療法や酵素補充療法がありますが、今回、新しく経口投与可能な...
予防医学

うつ病と生活習慣との関係〜日本での大規模調査より〜

うつ病で苦しむ方は、世界で3億人以上にのぼると推定されており、2005年から2015年のあいだで18%も増加したと報告されています。世界中で患者数が増加しているうつ病ですが、近年、うつ病と生活習慣との関係が注目されています。 写真...
整形外科

腰椎椎間板ヘルニアにたいする新しい治療薬 ヘルニコア椎間板注用1.25単位

腰痛は身近な症状の一つであり、日々痛みと戦っている方は大勢いらっしゃいます。原因が特定できないこともありますが、腰椎椎間板ヘルニアが腰痛を引き起こしていることも少なくありません。 腰椎椎間板ヘルニアとは ヒトの背骨は、首からお...
新薬

世界に先駆け承認された結節性硬化症にともなう皮膚病変治療薬 ラパリムスゲル0.2%

結節性硬化症は、全身のさまざまな部位に腫瘍性病変を生じる遺伝性の疾患です。難病に指定されており、1万人に1人の割合で患者さんがいると推定されています。 結節性硬化症とは 結節性硬化症は、脳や腎臓、肺、皮膚、心臓など全身のさまざま...
神経内科

二次進行型多発性硬化症にたいするsiponimodの有効性

多発性硬化症は、さまざまな神経症状をしめす慢性の神経疾患です。患者さんは、世界に約250万人いると推定されており、日本では1万3千人を超え、年々増加傾向にあるといわれています。 多発性硬化症とは 多発性硬化症は、脳や視神経、脊髄...
消化器内科

早期胃がん切除後のピロリ菌除菌の効果

ピロリ菌は、胃の中に生息し、胃炎や胃潰瘍、胃がんなど、さまざまな疾患との関連が指摘されている細菌です。日本人の約50%弱が感染していると推定されており、とくに、衛生環境が十分に整っていなかったときに幼児期をすごした60代以上の方では感染率が...
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