喘息を引き起こす可能性の高い食品5つ

気管支喘息は、子供に多く発症する病気のひとつですが、環境などの変化から大人もかかる病気です。喘息の症状には、息苦しさや咳き込み、ゼーゼー、ヒューヒューとした喘鳴が特徴的でひどい時は呼吸困難が起こり命に関わることもあります。


写真はイメージです。 photo by illust AC

喘息を発症する原因はハウスダスト、花粉、カビ、ペットの毛などいくつかあることは知られています。喘息は、何らかの原因物質が引き金となり気道に炎症が起こり、空気の通り道が狭くなり喘息を起してしまいます。

喘息を引き起こす原因物質は、大気汚染や運動、ストレス、タバコの煙、天気、特定の食べ物などさまざまですが、日常的に食されている食べ物を摂取することでアレルギー反応が起こしやすくなることがあります。もし原因が分からず、喘息が起こる場合は、普段食べている食べ物が誘発原因になっている可能性も考えれます。ここでは、喘息の引き金となる代表的な食べ物を5つ紹介します。

  1. 牛乳・乳製品

牛乳や乳製品があげられます。牛乳などはカルシウムが豊富なため子供の頃から良く飲まれている飲み物です。牛乳や乳製品に対してアレルギーのある方は多いですが、牛乳を飲むことで反応が起きて喘息がひどくなることがあります。


写真はイメージです。 photo by photo AC

2.卵

卵アレルギーも子供や大人に共通したアレルギーです。卵は、ゆで卵よりも半熟卵などがアレルギーを起こしやすくなります。卵を使った食品や菓子類などを食べることにより、喘息症状が出る方は注意する必要があります。

3.小麦

小麦にはタンパク質が含まれていますが、アルブミンやグロブミンの成分が喘息を引き起こす原因になるとも言われています。これらのタンパク質が消化器系や肺などを通して体の中に入ると免疫系が反応して喘鳴や咳など喘息に似た症状を引き起こします。

4.大豆

大豆にもアレルギーを持つ方が多く見られます。大豆は納豆や豆乳に含まれ、スープや醤油など日常的に使用されています。大豆を使用した調味料や食品などを食べた時に症状を誘発します。


写真はイメージです。 photo by pixabay

5.食品添加物・加工品など

これらの食品のほかに缶詰や加工肉、フルーツジュース、ソースなどに含まれている防腐剤や添加物などにも注意が必要です。添加物や防腐剤は、食品を長持ちさせるために用いられる物質ですが、添加物や防腐剤に含まれている硫酸塩やタルトラジンは、アレルギーを起こしやい物質のひとつです。

 

以上のものを食べたり、飲んだりすることで喘息症状を引き起こしやすくなるともいわれています。日常的に馴染みのある食べ物に喘息を持っている方は、食べる前や購入する前にラベルを確認することが大切です。

喘息症状を引き起こさないためにも、ここで取りあげた食品を避けるか、もしくは医師に相談してアレルギー検査を行うようにしてください。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました