第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午後76~80 成人で、骨髄が脂肪組織になっているのはどれか

続きです。

 

 

 

 

 

骨の中心部は、髄腔という空洞になっていて骨髄組織を含んでいます。生まれた当初は、骨髄だけでなく肝臓や脾臓でも造血が行われていますが、小児期には、骨髄だけで造血が行われるようになります。

20歳頃になると、体温の低い四肢の骨の骨髄は、脂肪組織からなる黄色骨髄に置き換えられ、造血機能をもつ赤色骨髄は、胸骨や骨盤など身体の中心部の骨髄に限られるようになります。

よって答えは3になります。

 

 

 

 

グルカゴン は、膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値が下がって糖を必要とするようになったときに肝細胞に作用してグリコーゲンの分解を促進します。

プロラクチンは主に、脳下垂体前葉から分泌されるホルモンで、乳腺に作用し、乳汁の産生・分泌を調整するホルモンです。

アルドステロン は、副腎皮質から分泌されるホルモンで、血圧を調整する役割をもつホルモンです。

インクレチンは、膵臓のランゲルハンス島β細胞を刺激して、インスリン分泌を促進する消化管ホルモンです。

テストステロンは、男性ホルモンの一種で、睾丸などから分泌されます。

よって答えは1になります。

 

 

 

 

抗甲状腺薬の副作用として、皮疹、肝機能障害、無顆粒球症などがあります。

頻脈、不整脈、眼球突出はバセドー病の症状になります。

抗甲状腺薬の副作用に、インスリン自己免疫症候群(低血糖を引き起こす)があげられているので、もしかしたら、3も答えになるかもしれません。

1つ選ぶとしたら、より確実であろう2を選びます。

 

 

 

 

バーセル指数は、日常生活動作における障害者や高齢者の機能的評価を数値化したものです。

疼痛の強さを調査する場合には、ビジュアルアナログスケールという方法により痛みの程度を0点から10点までの数値として表現します。

褥瘡の深さを表す分類はDESIGN-R®になります。

呼吸困難の程度を表す分類は、Hugh-Jones分類です。

よって答えは4になります。

 

 

 

 

急性心筋梗塞の合併症に心室頻拍、心室細動があり、この場合は、AEDの適応となります。心室頻拍とは、心室が1分間に120回以上で規則的な興奮をする状態を指します。

また、他の急性心筋梗塞の合併症として、心破裂、心室中隔穿孔、僧房弁閉鎖不全があります。これらは、心機能の悪化により呼吸不全、血圧低下、それに伴う頻脈が急激に出現します。

頻脈の出現は、急性心筋梗塞の合併症を早期に発見するのに有用な徴候です。

よって答えは2になります。

 

 

続き
第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 アルツハイマー型認知症の患者にみられる実行機能障害はどれか

 

 

「第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午後76~80 成人で、骨髄が脂肪組織になっているのはどれか」への4件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。