精神科

看護

第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前112~114 自閉症スペクトラム障害の対応

Aさん男性、(26歳、会社員)は、高校時代に自閉症スペクトラム障害の診断を受け、外来通院をしながら仕事を続けていた。これまでの職場ではストレスが少なく、規則正しい生活ができていた。しかし、1か月前に新しい職場に異動になってから生活が不規則...
看護

第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前87 アルコール依存症の一次予防はどれか

87 アルコール依存症の一次予防はどれか。2つ選べ。 年齢確認による入手経路の制限スクリーニングテストの実施精神科デイケアへの参加小学生への健康教育患者会への参加 病気になる前の健康者に対して、病気の原因と思われるものの除去...
看護

第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前67 精神保健福祉法に定められている隔離について正しいのはどれか

67 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉に定められている隔離について正しいのはどれか。 隔離の理由は解除する時に患者に説明する。開始した日時とその理由を診療録に記載する。隔離室には同時に2人の患者まで入室可能で...
看護

第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前65 平成16年(2004年)に示された精神保健医療福祉の改革ビジョンの内容で正しいのはどれか

65 平成16年(2004年)に示された精神保健医療福祉の改革ビジョンの内容で正しいのはどれか。 地域生活支援の強化任意入院制度の新設医療保護入院の明確化精神障害者の定義の見直し 平成16年厚生労働省精神保健福祉対策本部が提示...
看護

第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前64 災害派遣精神医療チーム〈DPAT〉で正しいのはどれか 

64 災害派遣精神医療チーム〈DPAT〉で正しいのはどれか。 厚生労働省が組織する。被災地域の精神科医療機関と連携する。発災1か月後に最初のチームを派遣する。派遣チームの食事は被災自治体が用意する。 DPATは、被災都道府県等...
看護

第109回看護師国家試験予想問題 統合失調症を強く示唆する患者の発言はどれか

第113回医師国家試験からの出題です。 統合失調症を強く示唆する患者の発言はどれか。 「自分には霊がとりついている」「(天井のしみを指さして)虫が這っている」「自分は癌にかかっているので、明日には死ぬ」「自分の考えることがすべ...
看護

第109回看護師国家試験予想問題 ナルコレプシーの患者の訴えと考えられるのはどれか 2つ選べ

第113回医師国家試験からの出題です。 ナルコレプシーの患者の訴えと考えられるのはどれか。2つ選べ。 「会議中に突然眠ってしまいます」「毎日明け方になるまで眠れません」「大笑いすると突然全身の力が抜けます」「足がむずむずして動...
看護

第109回看護師国家試験予想問題 精神遅滞の原因となる疾患はどれか

知的障害〈精神遅滞〉の原因となる疾患はどれか。2つ選べ。 Down症候群Marfan症候群Alzheimer〈アルツハイマー〉病18トリソミー Down症候群は、精神発達遅滞のほかに先天性心疾患や白血病をきたし...
看護

第107回看護師国家試験午前59番 自殺念慮を訴える患者で、自殺が最も切迫している状態はどれか

59 自殺念慮を訴える患者で、自殺が最も切迫している状態はどれか。 自殺の手段が未定である。自殺する日を決めている。将来の希望について時々話す。普段と変わらない様子で生活している。 自殺念慮を確認することは、自殺未遂患者のケア...
看護

第107回看護師国家試験午前58番 修正型電気けいれん療法について正しいのはどれか

58 修正型電気けいれん療法について正しいのはどれか。 保護室で行う。全身麻酔下で行う。強直間代発作が生じる。発生頻度の高い合併症は骨折である。 電気けいれん療法は、古くから行われてきた治療法の一つで、全身麻酔薬と筋弛緩薬を使...
精神科

種々の抗うつ薬の効果と安全性の比較

うつ病の患者数は増加傾向にあり、16人に1人が生涯でうつ病を経験するともいわれるほど身近な疾患です。早めに治療を始めるほど回復も早いといわれており、無理せずに専門機関に相談し、適切な治療を受けることが大切です。 写真はイメージです...
精神科

学習障害、AD/HD なぜ今増えているのか

学習障害、AD/HDといった言葉を聞く機会が増えています。実際、学校現場あるいはテレビのニュースといったメディアなどで注目されている疾患です。過去20年間に患者数は7倍に増えたというデータもあります。
精神科

正しい知識を持って対応しよう〜パニック障害について

パニック障害…最近では報道でも取り上げられるようになりました。昔からあった病気にも関わらず、広く知られ、医療現場でも治療方針が定まってきたのはこの10年ほどのことです。このため、あちこちを受診して、人知れず苦しんでいる患者さんは少なくないです。 「パニック障害はよくなる病気である」ということを知ってほしいと思います。
新薬

統合失調症の新機序薬 ブレクスピプラゾール(商品名;レキサルティ)

2018年1月、新たな機序の抗精神病薬として製造販売承認されたのが、ブレクスピプラゾール(商品名;レキサルティ錠1mg、2mg)です。「統合失調症」に適応をもち、用法・用量は「通常、成人にはブレクスピプラゾールとして1日1回1mgから投与を開始した後、4日以上の間隔をあけて増量し、1日1回2mgを経口投与する」となっています。
心療内科

海外で使用されていたPTSD治療薬のプラゾシン 実は効果がなかった?

以前から、海外ではプラゾシンという薬が、PTSDになやむ患者さんにプラゾシンという薬が使用されることかがありました。 日本でも、個人輸入など手に入れる手段がなかったわけではないのですが、今回、2018年2月のNEJMで慢性的なPTSDに悩む人にプラゾシンは効果がないのではないかかという報告がありました。
公衆衛生

「笑い」でうつを吹き飛ばしてみよう! ドイツのコメディアンのうつ病に関する取り組み

日本では、毎年3万人以上の人が自殺でなくなっていると報告されています。また、統計にはでてこない多くのひとが、精神疾患をともなう障害になやんでいます。今回は、すこし前の記事になりますが、2017年8月30日のÄrzte Zeitung onlineからドイツのコメディアン達のうつ病への取り組みを紹介します。
精神科

ネグレクトを受けた子供はASDのリスクが高まる?~育児放棄が与える影響とは~

「もしかしてあの子ネグレクトされてる?」と感じたことはありませんか? 最近ではニュースで大きく取り上げられるため、周りの大人が気づいてあげられる機会が増えました。食事を作ってもらえない、部屋が汚いなど、さまざまな育児放棄がありますが、...
精神科

アルコール依存症の4つの特徴<後編>

アルコール依存症の特徴は <前編>ではアルコール依存症へのプロセスをみてきました。後編では自分や家族がアルコール依存症かどうかについてのテストからみてみましょう。 このテストは「CAGEテスト」といわれ、質問のキーワードとなる...
精神科

アルコール依存症への道のり<前編>

アルコール依存症は病気です アルコール依存症は少し前までは「アルコール中毒」や「アル中」といわれていました。あまり良くないイメージがあるのではないでしょうか。 アルコール依存症は長い間にわたって、習慣的にお酒の飲みすぎを続けて...
精神科

オープンダイアローグ<開かれた対話> 注目される新しい精神医療

フィンランドの精神医療の治療法である「オープンダイアローグ」が、昨今、日本で注目されています。 オープンダイアローグはフィンランド全土においてのスタンダードな方法ということでなく、フィンランド北部にある西ラップランド地方のケロ...
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