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ドイツからの報告 仕事のストレスと肥満の関連とは?食生活との深い関係について

近年では健康志向の人が増えてきましたが、きちんとした食事は摂れていますか?中には仕事が忙しくてなかなかきちんとした食事が摂れないという人も多いでしょう。では仕事が原因で健康的な食事が摂れないことで、どのような影響が起こるのでしょうか。 写真はイメージです。 photo by pixabay 〇ストレス社会での食生活の現状 近年はストレス社会とも呼ばれるほど、ストレスが周りにあふれています。そのため、忙しいと家に帰って料理をする時間や余裕もなく、ついコンビニや外食などで食事を済ませてしまう人が多くみられます。 反対に、健康志向もかなり普及してきており、テレビ番組などでも健康に良い運動方法や食事などを取り上げるものが多くなってきました。   ドイツで報告されているArzte Continue Reading ->

良性疾患における子宮全摘手術時の付属器切除が死亡リスクに関連している?

子宮や卵巣に病変がある場合、手術が選択されることがあります。手術が適応となる疾患としては、子宮頸癌や子宮体癌といった子宮の悪性腫瘍をはじめ、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜増殖症でも子宮を摘出する場合があります。 さらに、子宮頸癌や子宮体癌は進行度によって両側付属器(卵巣など)も切除することがあります。また、その他の疾患でもホルモンが与える影響などを考慮して、同時に切除される場合があります。 いっぽうで、2017年2月のBMJにて「良性疾患を有する閉経前症候群の患者さんの子宮摘出時の卵巣組織の保存と摘出」という報告があるように、良性疾患の場合、卵巣機能が正常なままであれば、卵巣を温存したほうが、死亡リスクを改善するという報告もあります。 写真はイメージです。 Continue Reading ->

母乳育児が子宮内膜症リスクを軽減!母乳育児のメリットについて

赤ちゃんへの授乳方法としては、完全母乳と、母乳とミルクの混合、完全ミルクの3種類がありますが、多くの産院は母乳育児を推奨しています。 写真はイメージです。 photo by photo AC 母乳育児は、愛着形成の促進や免疫を赤ちゃんに与えるといったメリットがあること以外に、子宮内膜症のリスクを軽減することが近年の研究で分かっています。 2017年の8月の医療雑誌BMJでも母乳栄養と子宮内膜症の関連を指摘した記事の掲載がありました。 当記事では、生涯にわたって3年以上母乳育児をした人のほうが、1ヶ月未満の人にくらべて、子宮内膜症になるリスクが低くなるという研究結果を示していました。では、母乳育児と子宮内膜症の関連とはいったいどのようなものなのでしょうか。   〇子宮内膜症とは 子宮の中には子宮内膜といった膜が存在します。 通常、子宮内膜は子宮内にのみ存在するものですが、これが卵管や卵巣といった別の場所で増殖してしまうと子宮内膜症となります。 子宮内膜は、月経とともに剥がれ落ち、排卵日が近づくにつれて受精卵が着床しやすくするために厚くなってゆき、着床が成立しなければ生理としてまた剥がれおちるというサイクルを繰り返します。 子宮の構造 Continue Reading ->

インフルエンザに伴う異常行動は治療薬が原因? インフルエンザ治療薬について

毎年様々な型のインフルエンザが流行していますが、過去にインフルエンザに罹患したことがあるという方も多いのではないでしょうか。 インフルエンザウィルス photo by wikipedia 一般的にインフルエンザに罹患すると、症状を緩和させるための対症療法と、インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスに対する抗インフルエンザ薬を使用する方法があります。 ですが、この抗インフルエンザウイルス薬に関しては、異常行動との関連性が指摘されており、11月28日づけでイギリスの医療雑誌BMJでも日本のインフルエンザ治療に伴う異常行動の記事の掲載がありました。そのため、一時薬の使用が中止された時期がありました。この異常行動は果たしてこの抗インフルエンザウイルス薬によるものなのでしょうか。   〇抗インフルエンザウイルス薬とは この抗インフルエンザウイルス薬の代表的なものは、オセルタミビル酸塩とよばれるもので、タミフル🄬というお薬が一般的に幅広く知られています。このタミフル🄬はインフルエンザのA型とB型の両方に有効で、症状が出始めてから48時間以内に内服すると効果があります。 過去にタミフル🄬の使用が中止された時期には、この代わりに吸入薬のザナミビル水和物(リレンザ🄬)や、同じく吸入薬のラニナミビルオクタン酸エステル水和物(イナビル🄬)などが使用されることが多く見られ、現在でも幅広く使用されています。 タミフル Continue Reading ->

鼻中隔湾曲症とは?鼻の曲がりとは関係あるの?

まず鼻中隔とは、鼻の左右を分けている壁のことで、ここが極度に曲がってしまうと「鼻中隔湾曲症」と診断されることがあります。ではこの鼻中隔湾曲症とはどのような病気なのでしょうか。原因や症状など詳しくご紹介します。   〇大人に多く見られる鼻中隔湾曲症 鼻中隔は、鼻中隔軟骨、鋤骨、篩骨垂直板という3つの軟骨から成り立っています。鼻中隔湾曲症が起こってしまう原因としては、これらの軟骨が成長する過程でそれぞれのバランスを崩し、不調和を起こすために生じるとされています。そのため、鼻中隔の湾曲自体は、大人では約80~90%には見られるともされています。ただし、単に鼻中隔に湾曲がみられるだけでは疾患とはならず、これに伴った症状があって初めて鼻中隔湾曲症と診断されます。 鼻中隔湾曲症(MRI) Continue Reading ->

こどもがかかりやすい急性中耳炎とは?

中耳炎は小児におこりやすい病気のひとつで、特に乳幼児に多く見られる耳の病気です。中耳炎はいったいどのようにして起こるのでしょうか。中耳炎の症状や、なってしまったときの対処法などを詳しくご紹介します。 写真はイメージです。 photo by photo AC 〇中耳炎とは まず耳は構造として外耳・中耳・内耳の3部分からなります。このうち耳の穴から鼓膜までを外耳、三半規管や蝸牛といった聴覚や平衡感覚を司る器官を収めている部分を内耳、そして外耳と内耳の間を中耳といいます。ここには鼓室とよばれる空間があり、中耳は鼓室を含めた鼓膜の内側の構造のことを指します。そしてここに何らかの原因で炎症が起こったものが中耳炎です。 通常鼓室内は無菌空間となっていますが、鼻と耳管という管でつながれており、ここから菌が侵入することで鼓室内に菌が繁殖し、感染することで炎症が起こると考えられています。   〇中耳炎の症状と対応 中耳炎の症状としては耳の痛みや聞こえにくさ、耳だれ、そして発熱があげられます。これらは中耳に炎症が起こることで鼓膜が腫れ、膿がたまってしまうことで起こります。 写真はイメージです。 Continue Reading ->

10代~20代に多い虫垂炎とは?虫垂炎になったら必ず手術が必要?

虫垂とは小腸から大腸につながる下の部分に突き出た5~10cmほどの突起物で、ここに炎症がおきたものを虫垂炎とよびます。ではこの虫垂炎の原因は何なのでしょうか?進行による症状や治療などについて詳しくご紹介します。   〇虫垂炎?盲腸? 急激な腹痛が出る病気を「急性腹症」といいますが、この中でも頻度が高いのが虫垂炎です。一般的に「盲腸」や「盲腸炎」として知られていますが、これは、昔は虫垂炎の発見が遅れて盲腸まで炎症が広がってから見つかることが多かったためにこのような通称で知られています。 大腸の構造 Continue Reading ->

ねんざと脱臼の違いは?それぞれの特徴や治療について

スポーツをしている人はねんざや脱臼などを一度は経験したことがある人は多いのではないでしょうか。ねんざも脱臼も身近に起こりうることですが、これらの違いはいったい何なのでしょうか。 〇ねんざとは ねんざとは、関節に強い力が加わることで、関節がねじれてその周囲の靭帯や関節包といった組織が損傷した状態をいいます。日常生活の中やスポーツの際に起こることが多く、手首や足首に起こることが多いようです。また突き指もねんざの一つで、捻挫した場合に内出血を伴うため、痛みや腫れを伴います。 内出血をともなう足関節捻挫 Continue Reading ->

頭痛には質の良い睡眠を!睡眠は頭痛にとって効果的なケア

近年ストレス社会の影響からか頭痛に悩まされている人は多いのではないでしょうか。頭痛を緩和するにはストレスを解消することや、規則正しい生活を送ることが大切です。その中でも睡眠は頭痛に対してもとても効果的なケアになるんです!今回は頭痛と睡眠の関係についてご紹介します。 写真はイメージです。 photo by photo AC 〇代表的な頭痛、片頭痛と緊張性頭痛とは 頭痛として代表的なのが片頭痛と緊張性頭痛です。 片頭痛は偏頭痛ともいい、脳の血管が拡張することで周りの神経が刺激され、痛みが引き起こされると考えられています。そのため血管の拍動に伴った痛みを生じるのが特徴です。また片頭痛といいますが、頭の片側だけが痛むのではなく、両側に痛みが生じる場合もあります。片頭痛には特徴的な目の前がチカチカしたり真っ白になるという「閃輝暗点」という前兆がある場合があり、女性に多いとされています。 緊張性頭痛は頭全体が締め付けられるような痛みであることが特徴で、痛み自体はそれほど強くなく、幅広い年齢層でみられます。緊張性頭痛は頭部の筋肉が緊張することで起こり、肩や首のこりを伴うことも多く見られます。 写真はイメージです。photo Continue Reading ->

息が吸いにくくなる?間質性肺炎とは

間質性肺炎とは、肺の間質と呼ばれる部分に炎症や損傷が起こることで、組織が異常増殖して肺の壁が肥厚し、息を吸いにくくなる病気です。この間質性肺炎は50歳以上の男性に多く見られ、その中でも喫煙者に多いとされていることから、喫煙が原因の1つなのではないかと考えられています。この間質性肺炎ですが、進行するとどうなってしまうのでしょうか。間質性肺炎について、しくみや治療などについて紹介します。 写真はイメージです。 Continue Reading ->