第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午後112~114 うつ病の対応

続きです。 https://youtu.be/25v_5iix624?t=302         自殺を図ったものの幸い救命された患者が、将来再び自殺行動を繰り返し実際に死に至る危険は、一般人口よりもはるかに高いです。入院中に希死念慮の有無を確認します。 よって答えは1になります。         炭酸リチウムの有効血中濃度を得るために服用するリチウムの量は、患者によって異なります。医師はときどき採血をしてリチウムの血中濃度を調べ、その患者にはどれくらいリチウムを飲むことが必要かを決定します。 今回の嘔気、手の震えは、炭酸リチウムの副作用であることが考えられるので、血中濃度検査をおこないます。 よって答えは4になります。         自立訓練とは、知的障害または精神障害のある方に対して、障害者支援施設、障害福祉サービス事業所または障害のある方の居宅において、入浴、排せつ、食事等に関する自立した日常生活を営むために必要な訓練、生活等に関する相談および助言などの支援を行います。 就労移行支援とは、一般企業への就労を目指す障害や難病のある方が利用でき、働くための知識や能力を身につけることができる障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつです。 就労継続支援とは、通常の事業所に雇用されることが困難な障害者に、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う福祉サービスのひとつです。 精神科デイケアとは、生活のリズムを身につけたい、体力をつけたい、対人関係に自信が持てない、就労を目指しているが、まだ自信がないといった思いを持っている人が、グループ活動などのプログラムの参加などを通して自分なりの生活を築いていくことを目的としたものです。 Aさんは、規則正しい生活から段階的に取り組みたいと訴えていることから、自立訓練も答えになる可能性はありますが、問題文で、職場復帰を含めた退院後の生活支援はどれかとなっていることから、精神科デイケアのほうがより解答として好ましいのではないかと考えました。 よって答えは4とします。   続き 第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 ALSの対応     Continue Reading ->

第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午後109~111 統合失調症の対応

続きです。 https://youtu.be/25v_5iix624?t=17         食事に遅れてくるものの、食事介助の必要性はなさそうです。 院内を散歩することで、入院生活で落ちがちな体力を維持し、身体を動かすことで薬だけに頼らない生活リズムづくりを目指します。 他の入院患者さんへの被害妄想があるうちは、交流を控えます。 日中、臥床しているときは声かけをして離床をうながします。 よって答えは2になります。         採血で低ナトリウム血症をきたしていること、洗面所の前でボーっとして、頭痛や倦怠感を訴えていることから、水中毒を考えます。体重増加も水分摂取によるものでしょう。 悪性症候群とは、一部の抗精神病薬やパーキンソン病治療薬などの開始や中断・再開などによって、高熱、意識障害、筋強直、横紋筋融解をきたす症候群です。 セロトニン症候群とは、抗うつ薬類を服用中に脳内セロトニン濃度が過剰になることによって起きる副作用です。 メタボリック症候群とは、生活習慣病の肥満、高血圧、耐糖能障害、脂質異常症などの危険因子が、1人の患者さんに集積する状態をいいます。 よって答えは1になります。         統合失調症は、薬物療法で症状をコントロールしながら長期に渡る治療を必要とします。その為、指示通りに薬を飲むことが重要です。統合失調症への理解を深めてもらい、薬を飲む意味を理解し、治療に欠かせない大切なお薬の飲み残しを防ぐように伝えましょう。 よって答えは1になります。     続き 第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 うつ病の対応     Continue Reading ->

第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午後106~108 産後の対応

続きです。   https://youtu.be/sYUMf0enFkE?t=222         妊娠末期の血糖コントロールが高めだと、ふつうよりも多量の血糖が胎盤を通じて胎児に供給されます。それに対応しようと、胎児の膵臓からはインスリンが多めに分泌されています。出生と同時に母体からの血糖の供給がなくなることで、インスリンの作用が過剰にでて低血糖になることがあります。 そのため、血糖測定を優先します。 よって答えは2になります。         脊髄クモ膜下麻酔後の頭痛は起き上がると頭痛が強くなり、横になると軽くなるという特徴があります。安静と補液、水分摂取で改善することが多いです。 よって答えは4になります。         子宮内避妊器具は産後も使用できます。子宮の回復を待ってから挿入します。 母乳栄養の場合は、ピルが乳汁分泌を抑制する可能性もあるため、分娩後6ヶ月程度までは服用を避けるべきです。 母乳を与えている間も避妊の必要があります。 コンドームは性生活を再開するときから使用できます。 よって答えは4になります。     続き 第108回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 統合失調症の患者さんへの対応     Continue Reading ->