医薬品

タミフルと何が違う?新しいインフルエンザ治療薬ゾフルーザとは

インフルエンザの治療薬というと、内服薬では「タミフル」吸入薬では「リレンザ」「イナビル」があります。そして先月、新たなインフルエンザ治療薬が国の承認を受けました。それがシオノギ製薬が開発した新薬、ゾフルーザです。
医薬品

「毒と薬は紙一重」は本当?~毒と薬の意外な関係~

毒と言うと、人体に悪影響を及ぼす物で薬とは、健康を取り戻したり症状を軽くするために使用するものというイメージがあります。 そんな真逆のイメージの「毒」と「薬」が紙一重って どうゆうことなのでしょう。 今回は、そんな不思議な言われ方をする毒と薬の関係について紹介します。
医療政策

平成30年度はダブル改定。医療保険・介護保険はどう変わる?

日本の保険制度は、医療保険と介護保険という二つの大きな柱で成り立っています。 医療保険・介護保険ともに、保険サービスを提供する事業者に支払われる報酬は、分野ごとに金額が細かく定められています。改定時にはこの金額が見直しされ、アップやダウンがなされる他、廃止や新設も行われます。その頻度は医療保険が2年に一度、介護保険は3年に一度です。そのため、両者の改定タイミングは6年ごとに一致します。 平成30年度は、この6年に一度のタイミングに合致します。いわゆるダブル改定の年です。
アレルギー疾患

世界初の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療薬 アレサガテープ

アレルギー性鼻炎は、国民の約4割が罹患していると言われるほど身近な疾患であり、患者数は年々増加傾向にあります。現在では、様々な治療薬が発売されていますが、2018年1月、新たに世界初の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療薬が承認されました。
基礎研究

抗菌薬が効かなくなってしまう「バイオフィルム」~菌によって形成される厄介な構造体

バイオフィルムって聞いたことありますか? 自然界のあちこちに存在しているのですが、 我々の生活でもとっても身近なものなんです。 そんな非常にありふれているバイオフィルムですが、 実は医療現場では無視出来ない存在です。 というのも、このバイオフィルムがあると、 なんと菌に対する薬が効きにくくなってしまうんです!
心療内科

誰でも陥る可能性がある燃え尽き症候群 陥らないためには

ある目標の為に毎日努力していたにも関わらず、結果良いと言える成果が得られなかった場合、力尽きた様にその後何も出来なくなる状態を燃え尽き症候群と言います。 人によりけり症状の度合いは異なり、比較的期待値が大きいほど、まるでうつ病の様な無気力状態が続く割合が多いです。
医薬品

核酸医薬品ってなに?

核酸医薬品って聞いたことありますか? あまりピンと来ないかもしれませんが、実は今後の展開がとても期待されている医薬品なんです。 今回はそんな「核酸医薬品」について紹介します。
皮膚科

尋常性乾癬、関節症性乾癬にたいするPDE4阻害薬 アプレミラスト(商品名;オテズラ)

乾癬は、皮膚や関節に症状のあらわれる慢性炎症性疾患です。最近は、治療の選択肢が広がってきており、2017年3月には、新しい機序の尋常性乾癬および関節症性乾癬治療薬アプレミラスト(商品名;オテズラ)が発売となりました。
基礎研究

スペルミジン-老化を遅らせる不思議な物質?

アメリカの学術誌「キャンサーリサーチ」に発表された「スペルミジン」という物質が注目されていることを存知でしょうか。新しく発見された物質ではなく男性の精液(sperma)に多く含まれていることから「スペルミジン」と命名され古くから知られていたものです。 2017年の春にアメリカのテキサスA&M大学の研究チームがマウスの飲み水にスペルミジンを添加して常時摂取させるとマウスの寿命が25%も伸びたという実験結果を発表しました。中年期にあたるマウスに投与しても同様の効果がみられることを示し、老齢期のマウスでは心機能が改善されることも確認されています。
心療内科

人と関わるのが怖い対人恐怖症、適した仕事と暮らし方

人と関わる中で辛い経験を体験したり、一人でいた方が気が楽という実感をよく得る方程、対人恐怖症に陥りやすいです。そんな対人恐怖症の方に適している仕事、暮らし方などはどういったものが挙げられるのでしょうか。
代謝・内分泌内科

ダイエットをしても痩せない病気〜クッシング症候群について

健康的に痩せることは本当に難しいですね。「食べてるからでしょ」「運動が足りないんじゃないの」「もう歳なんだから」「代謝が落ちてるのよ」 いろいろな言葉に悩んでいる方もいらっしゃると思います。 今回は、実際にあったお話を交えて、珍しい病気「クッシング症候群」と言う病気を知ってもらいたいと思います。
医療経営

医療業界へ実際どのようにブロックチェーンは導入されるのか

医療関係のデータは、診療や投薬の記録、ウェアラブル端末からの心拍などの生体データ、介護の記録と様々です。 こうした情報は、正確な診療や請求のために改ざんがされないことが重要であり、ブロックチェーンと相性が良いです。 ブロックチェーンは、暗号化された分散型公開台帳であるという特徴があります。つまり、患者さんの医療・健康情報記録の管理という点で役立ちます。
医療経営

医療業界へのブロックチェーンの導入 ブロックチェーンのメリット

多くの医療機関は、中央管理者によるクラウド管理をおこなってきましたが、中央管理者のサーバーがダウンした際に、他端末の情報もやられてしまいます。 そこで近年、利用され始めているのが、P2P(Peer to Peer)システムによるネットワークです。これは、各端末がネットワーク上で直接的に自立性をもって接続するシステムです。 こうした権限が分散された情報の管理において、情報が改ざんされないことが重要ですが、ブロックチェーン技術は相性が良いため、利用されます。
医薬品

薬の飲み方~危険な飲み合わせ、食べ合わせ~

薬局で買った薬や病院で処方された薬、飲み方に気を使っているでしょうか。 手近にあるコーヒーやお茶で飲んでいたり、食後のフルーツを食べた後に飲んでいたりしませんか? その食べ合わせ、薬の効果が半減したり、逆に効果が強くなりすぎてしまう事があるんです。 そんな薬の飲み方の危険な飲み合わせや食べ合わせについて紹介します。
心療内科

奥深い理由が隠されていた、仕事依存症に陥る人の心理

出来ることなら仕事なんてしたくないと毎朝決まった時間に起きるのも億劫だと感じている人は実際多いことでしょう。 しかし中には仕事をすることでしか自分の存在価値を見いだせず、毎日でも働きたいと考える「仕事依存症」な方が存在します。
感染症科

2020年には要注意?マイコプラズマ肺炎

微生物が原因で引き起こされる肺炎「マイコプラズマ肺炎」。肺炎と聞くと高齢者に多い病気のように思いがちですが、この病気は子供・若者に多く約8割が14歳以下で発症しています。
精神科

学習障害、AD/HD なぜ今増えているのか

学習障害、AD/HDといった言葉を聞く機会が増えています。実際、学校現場あるいはテレビのニュースといったメディアなどで注目されている疾患です。過去20年間に患者数は7倍に増えたというデータもあります。
心療内科

お金と心が消耗するギャンブル依存症

ギャンブル依存症とはその名の通り、パチンコ、競馬等の賭け事にどっぷりハマってしまい、中々自分の力では抜け出せない状態を指します。 資金が尽きてしまえば思う様な生活も送れず、他者に対して暴力的な行動を取ったり、最後には自分で自分の首を絞める結果として成り果ててしまうのです。
予防医学

慢性的な多量飲酒で若年性認知症になりやすくなる?!

アルコールと病気の関係についての研究は盛んに行われていますが、今回フランスでの研究により、慢性的な多量飲酒が若年性認知症の主要な危険因子であることが報告されました。
心療内科

自身が臭っていると思い込んでしまう自臭症、治していく為には

運動を沢山した後はちょっと汗臭いなと自身で確かめることが出来ますが、常日頃から体臭に敏感、周りにも飛び、迷惑をかけているのではないかと思い込んでしまう症状を自臭症と言います。 実際には無臭、気にしたこともないという感想を他者から抱かれることの方が多いのですが、本人は深刻に悩み、臭いから逃れることが出来ない苦しい日々を送っています。
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