心療内科

10代を中心に増加するゲーム・ネット依存症の現状とは

依存症というと、薬物やアルコールなどが思い浮かびますが、最近では、ゲーム・ネット依存症が増えてきており、世界中で問題となっています。 ゲーム・ネット依存症の急激な増加 近年、インターネットの普及とともに、パソコンやスマートフォン...
予防医学

タバコの三大有害物質(ニコチン・タール・一酸化炭素) なぜ、健康に悪いの?

タバコを吸う方にとって、昨今は受動喫煙の問題が大きく取り上げられ、公道上でのタバコの全面禁煙、健康増進法での職場や施設の全面禁煙化など肩身が狭い思いをされているのではないでしょうか。外でタバコを吸う場所探すのも大変ですよね。 ...
心理学

人の心を動かす!アンダードッグ(負け犬)効果とは?

選挙における逆転勝利は、「アンダードッグ効果」が働いていると言われています。ドナルド・トランプ大統領が、事前に行われた世論調査を覆して、当選を果たしたのが記憶に新しいですね。 人はなぜか不利な立場の者を応援したくなったり、一生懸命やっ...
泌尿器科

前立腺肥大症とは?どんな人に起こるの?前立腺肥大症の症状や原因、治療について

前立腺とは、男性にある生殖器官の1つで、膀胱から尿道へ続く出口部分にあります。大きさとしてはくるみ大とされ、15~17ml程度だといわれています。 前立腺  photo by wikipedia この前立腺は加齢とともに肥大...
乳腺外科

パルボシクリブ 「手術不能または再発乳がん」の適応で承認

乳がんは、早い段階で発見できれば予後が良く、5年生存率は9割をこえるといわれています。しかし、進行または再発の乳がんは、現代の医療をもってしても治癒が困難であり、有効な治療法の開発がすすめられています。 写真はイメージです。 ph...
代謝・内分泌内科

肥満症に対する胃バイパス術の長期有効性

世界の肥満人口は、年々増加しており、深刻な問題となっています。“肥満”は身長に比べて体重が重い状態を指し、疾患を意味するものではありませんが、“肥満症”は、疾患であり、健康障害を有する、もしくは生じることが予測されるため、医師の診断のもと、...
感染症科

性器クラミジア感染症と不妊の深い関係

性器クラミジア感染症とは、性感染症の一つで、性交により感染することがわかっています。この感染症ですが、近年若者を中心に感染が多く、性感染症の中では最多ともいわれています。ですが、感染しても無症状なことが多いわりに、実は不妊と深いかかわりがあ...
代謝・内分泌内科

エネルギーを蓄える脂肪組織とエネルギーを消費する脂肪組織

はじめに BMI (Body Mass Index)は、体重 (kg)を身長 (m)の二乗で割った値であり、肥満の程度を表す指標として用いられています。2016年にLancetに発表されたデータによると、BMI30以上の肥満者の割合は...
精神科

アルコール依存症の4つの特徴<後編>

アルコール依存症の特徴は <前編>ではアルコール依存症へのプロセスをみてきました。後編では自分や家族がアルコール依存症かどうかについてのテストからみてみましょう。 このテストは「CAGEテスト」といわれ、質問のキーワードとなる...
精神科

アルコール依存症への道のり<前編>

アルコール依存症は病気です アルコール依存症は少し前までは「アルコール中毒」や「アル中」といわれていました。あまり良くないイメージがあるのではないでしょうか。 アルコール依存症は長い間にわたって、習慣的にお酒の飲みすぎを続けて...
代謝・内分泌内科

2型糖尿病治療薬の新たな合剤 カナリア配合錠

慢性疾患の薬物治療は長期にわたり、また、薬が数種類におよぶこともあることから、服薬アドヒアランスの低下が問題となっています。 2型糖尿病も慢性疾患のひとつであり、アドヒアランス向上のために、配合剤とすることで1回に服用する錠数を減らす...
皮膚科

バリシチニブ アトピー性皮膚炎への有効性

現在、4カ月~6歳の子どもの12%前後、20~30歳代では9%前後の頻度でアトピー性皮膚炎がみとめられると報告されています。 アトピー性皮膚炎は、痒みや湿疹をともない、QOLの低下を起こす原因ともなります。また、既存の薬だけでは、症状...
医薬品

「先発医薬品」と「ジェネリック医薬品」って?なぜ「ジェネリック」を勧めるの?

風邪を引いてしまったとき、花粉症の時期、ニキビができてしまったとき、、、などなど、人それぞれ病院やクリニックにかかる理由は違いますが、投薬治療が選択された場合に「処方せん」をもらって調剤薬局に行き、薬をもらうという点は共通します。 そ...
精神科

オープンダイアローグ<開かれた対話> 注目される新しい精神医療

フィンランドの精神医療の治療法である「オープンダイアローグ」が、昨今、日本で注目されています。 オープンダイアローグはフィンランド全土においてのスタンダードな方法ということでなく、フィンランド北部にある西ラップランド地方のケロ...
代謝・内分泌内科

ソタグリフロジン 1型糖尿病への有効性

1型糖尿病は、世界中で患者数の増加傾向が報告されており、年間で約8万人の子どもが新たに発症していると推定されています。長期にわたるインスリン療法による厳重な治療が必要となり、患者さんやその家族への負担は大きいものとなっています。 1型...
歯科診療

歯の再植と移植

歯を抜かなければいけないと言われても、できれば抜かずに残したいと思われる方が多くいらっしゃいます。 「歯を抜かなければいけない」と言われたその歯、本当に抜かなければいけない歯なのでしょうか。何が原因で抜歯することになったのでしょうか。...
アレルギー疾患

素敵な香りで体調がくずれる?化学物質過敏症の症状と対処

皆さんは、化学物質過敏症(Chemical Sensitivity) という病気をご存知でしょうか。耳慣れない方もも多い現状ですが、全国の発症者数は100万人を超えるともいわれています。 化学物質過敏症とは、さまざまな種類の化学物質に...
感染症科

妊婦さんは猫に触っちゃいけないの!?〜先天性トキソプラズマ症について〜

前回オウム病が妊婦に感染し死亡した事例があることをご紹介しましたが、今回は妊娠している女性に感染することで胎児に影響を与える可能性のある人獣共通感染症をご紹介します。 その名はトキソプラズマ症。この病気は成人にも感染するのですが、妊婦...
消化器内科

リナクロチド 慢性便秘に対する適応追加を申請

便秘は身近な症状であり、多くの方が経験しています。一時的な症状でおさまることもありますが、中には、長期に渡って辛い便秘症状が続く場合もあり、下剤が必要となることもあります。しかし、下剤も、便秘の種類や患者さんによって効果が異なるため、患者さ...
耳鼻咽喉科

声を失うかもしれない喉頭がん

■はじめに 声を出すために必要な器官が声帯ですが、これは喉頭にあります。 この喉頭に悪性腫瘍が発生することがあり、これを喉頭がんといいます。 喉頭がんも悪性腫瘍のひとつですから、放置すると命に関わります。喉頭がんの治療によ...
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