2017-11

小児科

ドイツからの報告 頭痛に悩まされる子どもたち とても簡単な予防策とは?

子どもが「頭が痛い」と言ったらどう考えますか。まずは、「熱があるのかな」と考えてしまうのではないでしょうか。また、子どもの頭痛ぐらいと軽く考えたり、逆に、病院で検査しても異常がなかったといったことはないでしょうか。 ここ最近、...
腎臓内科

ロキサデュスタット CKDにともなう貧血に対する有効性

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)は、慢性に進行するすべての腎臓病のことをさします。日本では、20歳以上の約8人に1人がCKDを患っていると推定されており、新たな国民病といわれています。 CKDとは ...
歯科診療

正しい歯磨きで虫歯のない健やかなお口を

◆歯磨きの意義 現代日本では、一般的に朝と晩の一日二回、ご飯を食べた後に歯磨きをする人が多いと思います。その意義はと問われると、食べかすが口の中に残っていると気持ち悪いからだったり、口臭の原因を除くためだったり様々あるでしょうが、やは...
歯科診療

法歯学ってなに?法医学と歯科医との関係

はじめに 法医学という学問分野をお聞きになったことありますか?法医学とは、法律に関係する医学的な事柄を研究する学問で、刑事ドラマなどで殺人事件に関連して登場してきます。 法医学では、全身的な見地から評価していくので、歯科の分野も当然関連し...
心療内科

頭痛には質の良い睡眠を!睡眠は頭痛にとって効果的なケア

近年ストレス社会の影響からか頭痛に悩まされている人は多いのではないでしょうか。頭痛を緩和するにはストレスを解消することや、規則正しい生活を送ることが大切です。その中でも睡眠は頭痛に対してもとても効果的なケアになるんです!今回は頭痛と睡眠の関...
歯科診療

実は奥が深い!?虫歯の種類いろいろ

◆虫歯とは何か 人の口の中には、おびただしい数の細菌が住んでいます。歯磨きを怠ってそこに栄養がたっぷり詰まった食べかすが溜まってしまうと、その細菌が増えすぎてしまって歯に悪影響を及ぼします。それが虫歯です。 写真はイメージで...
感染症科

北里柴三郎と破傷風 現在の医学につながる発見

「日本の細菌学の父」といわれる北里柴三郎博士。北里は1853年に現在の熊本県阿蘇郡小国町に生まれました。熊本医学校、東京医学校(現東京大学医学部)を経て、内務省衛生局へ研究者として就職します。 1885年にドイツのベル...
感染症科

ダニ媒介性ボレリア感染症(回帰熱・ライム病)について

前回に引き続き、今回もダニ媒介性の4類感染症である回帰熱およびライム病についてご紹介したいと思います。この二つの病気はどちらもボレリアと呼ばれるスピロヘータ細菌によって引き起こされ、日本では主にシュルツェマダニによって媒介されます。日本での...
神経内科

脊髄性筋萎縮症の新しい治療薬「ヌシネルセン(商品名;スピンラザ)」

脊髄性筋萎縮症は、筋萎縮や進行性の筋力低下を特徴とする常染色体劣性遺伝病です。乳幼児から小児期に発症することが多く、罹患率は10万人あたり1~2人といわれています。 いまだ根本的な治療は確立されておらず、新しい治療法の開発がすすめられ...
呼吸器内科

好酸球型COPDに対するメポリズマブの有効性

慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)は、喫煙などが原因となり発症する肺の炎症性疾患です。530万人以上の患者さんがいると推定されていますが、実際に治療に取り組んでいるかたは...
感染症科

ダニ媒介性感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

ダニが媒介する感染症としてツツガムシ病がありますが、厚生労働省が定めた1-5類感染症の中にはツツガムシ病を含めいくつかのダニ媒介性感染症が含まれています。 今回はその中の一つの重症熱性血小板減少症候群(Sever Fever wit...
歯科診療

実は生活習慣病?顎関節症の病態

◆顎関節症とは 顎関節症とは、顎が痛い、顎関節から音がするなど顎とその動きに関連する症状を持つ病気の総称であり、その原因が感染症や自己免疫疾患など明確に規定できないものを指します。若者からお年寄りまで、日本人の3人に1人が顎関節症を患...
精神科

ネグレクトを受けた子供はASDのリスクが高まる?~育児放棄が与える影響とは~

「もしかしてあの子ネグレクトされてる?」と感じたことはありませんか? 最近ではニュースで大きく取り上げられるため、周りの大人が気づいてあげられる機会が増えました。食事を作ってもらえない、部屋が汚いなど、さまざまな育児放棄がありますが、...
感染症科

インフルエンザに対する新機序薬 承認申請へ

インフルエンザは、おもに冬季を中心に流行する急性の呼吸器感染症です。まずは、手洗いやうがい、予防接種など予防に努めることが大切ですが、もし発症した場合には、適切な治療が必要となります。 写真はイメージです。 photo by ph...
呼吸器内科

息が吸いにくくなる?間質性肺炎とは

間質性肺炎とは、肺の間質と呼ばれる部分に炎症や損傷が起こることで、組織が異常増殖して肺の壁が肥厚し、息を吸いにくくなる病気です。この間質性肺炎は50歳以上の男性に多く見られ、その中でも喫煙者に多いとされていることから、喫煙が原因の1つなので...
その他

女性医師第一号「荻野 吟子」 女性への医学の道の先駆者

女性のお医者さんが増えてきていますよね。日本の全医師のなかで約20%が女性医師です。医師の年齢層が低くなるにつれて女性医師の数は多くなり、29歳以下だと約35%と3人に1人となります。 時代をさかのぼってみると女性医師の数は昭...
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