2018-02-13

感染症科

今季、北半球で驚異的大流行のインフルエンザ WHOも注意喚起

東京都感染症情報センターによれば、都内のインフルエンザ定点医療機関(419か所)からの1月15日~1月21日のインフルエンザ患者報告数(インフルエンザ定点報告)では49.7人/定点(週)まで増加し、過去5シーズン最高の数字となりました。 1月29日~2月4日の定点あたり報告数は、53.23人/定点(週)とさらに増加しています。
消化器外科

身体のなかに隠されたコカイン BMCの症例報告から

日本で、「身体のなかに隠された異物」という言葉を聞くと漫画のなかの物語を連想するかもしれませんが、ときどき耳にする貴金属や薬物の密輸から考えてみると、案外ひとごとではないかもしれません。
公衆衛生

東京五輪にむけて アドホック通訳者とその問題点 

外国人人材の積極的な活用や受け入れ、外国人観光客や医療ツーリズムの推進により、以前にくらべてずっと、外国の方の存在が大きなものとなっています。 それに伴い、そういった外国人居住者・滞在者にむけた医療の提供が十分であるかといった問題がでてきています。
新薬

既存の治療では効果不十分なアトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤 デュピルマブ(商品名;デュピクセント)

アトピー性皮膚炎は、発疹やかゆみなどをともなう慢性の炎症性皮膚疾患です。患者数は年々増加傾向にあり、症状が重いと睡眠障害や抑うつ症状などがあらわれ、QOLの低下をまねくこともあります。 外用薬のみで症状がコントロールできる患者さんが多くいる一方で、適切な外用薬による治療を継続しても十分な効果が得られない患者さんもいます。このような患者さんに対する治療の選択肢は限られていて、新しい治療薬の開発がのぞまれています。 2018年1月に製造販売が承認されたのが、デュピルマブ(商品名;デュピクセント皮下注300mgシリンジ)です。
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